からだとはなす、ことばとおどる
やわらかな言葉と生きる。
「えらぶ」「うたう」「わすれる」など22の動詞が章題につけられたエッセイのような詩のような不思議な味…
本が好き! 2級
書評数:25 件
得票数:296 票
食べることや寝ることと同じように、気がつけば本を読んでいます。
やわらかな言葉と生きる。
「えらぶ」「うたう」「わすれる」など22の動詞が章題につけられたエッセイのような詩のような不思議な味…
今の時代に読むから逆に面白い。
若尾文子主演で映画化された作品。 Noritakeさんのカバーがシンプルだけど可愛い。 解説の千…
切り取り方で世界は変わる。
装幀と印象的なタイトルに惹かれて手に取った。 掌編・短編合わせて50の作品集。 物語性のあるもの…
だって生きてかなくちゃでしょ?
2016年に映画化もされた山内マリコの長編作品。 他の著作でもそうだけれど、彼女の書く地方都市の底…
女はつらいよ。男性も是非一読を。
表題作の他に、「悪夢じゃなかった?」「お嬢さんたち気をつけて」の2篇を収録した短篇集。 装丁とタイ…
人生はほろ苦く、時に優しい。
ある理由から人を殺めた過去を持つ主人公・宗田行介が営む喫茶店、その名も【珈琲屋】に集まる人達の、時に…
昭和人情食堂噺。空腹時に読むと危険です。
最近、男女間や女性同士のドロドロとした気持ちを描いたハードな内容のものばかり読んでいたので、その反動…
たかがおやつ、されどおやつ。
近年、食べもの関係のアンソロジー本の出版が相次いでいるけれど、やっぱり「食」って世代間で若干の差はあ…
生きるヒントは青春時代に。
北杜夫の「どくとるマンボウ」シリーズ。 松本の旧制高校と、進学した仙台での大学生活の記録。 戦争…
ガール meets ガール in 京都。
今日は作家・宮本百合子の誕生日。 今ではその名を聞いてピンと来る人は殆どいないだろう。 僕自…
風のように軽やかなタッチで綴る、あの人この人。
今日は俳優の池部良さんの誕生日。 池部さんのもう一つの顔がエッセイスト。 美男スターとして名を馳…
荷物は軽く、日々を軽やかに生きる女性は美しい。
日記を書くのが習慣になっている。 書くこと自体も楽しいのだけれど、後から読み返すことの方がその何倍も…
自分だけの、を見つける楽しさ。
喫茶店巡りが好きだ。カフェも好きだけれども、あまりお洒落すぎず古き良き落ち着いた佇まいの純喫茶に惹か…
一味違う京都本。ファンのみならず池波作品初心者にもお薦めします。
作家・池波正太郎の遺した小説やエッセイの中の京都にまつわる文章に基づき、名所旧蹟や食の名店を紹介す…
男と女の関係に鋳型なんて作れない。
なんか、ろくでなしの男が出てくる小説が読みたいなあと思い本棚を物色していた時に目に飛び込んで来た一…
悪いことはできねえなあ。
有名な「氷点」や「塩狩峠」などその作品名は知っていたけれど、今まで読んだことのなかった三浦綾子作品。…
アタイ、好きや。あんたも、あんたのすることも好きや。
2003年に公開された犬童一心監督の「ジョゼと虎と魚たち」は好きな映画の1本。先日、WOWOWで放…
「酔」というテーマの奥深さ。あなたは何に酔う?
青空文庫から一つのテーマに沿ってセレクトされた作品群を読むことのできる「オトナの短編シリーズ」。第…
読めば必ず観たくなる。「児玉清映画祭」が実現したら良いなあ。
2011年に児玉清さんの訃報が伝えられた時、「え!まさか⁉︎」という思いだった。 実はあの有名な「…
直筆の揺るがぬ強さ。
タイトルの通り「ラブレター」をテーマに11人の作家が書き下ろした短編を収録したアンソロジー。 ア…