御子柴くんと遠距離バディ



カフェ ダイニング全国チェーン店の労働現場はすさまじい。刃向かうと、人間改造所に収容される
若き刑事御子柴君短編シリーズ第2弾。青春刑事物語ということで、文章は軽やかでユーモア満載なのだが、…

本が好き! 1級
書評数:6243 件
得票数:92005 票
昔から活字中毒症。字さえあれば辞書でも見飽きないです。
年金暮らしになりましたので、毎日読書三昧です。一日2冊までを限度に読んでいます。
お金がないので、文庫、それも中古と情けない状態ですが、書評を掲載させて頂きます。よろしくお願いします。



カフェ ダイニング全国チェーン店の労働現場はすさまじい。刃向かうと、人間改造所に収容される
若き刑事御子柴君短編シリーズ第2弾。青春刑事物語ということで、文章は軽やかでユーモア満載なのだが、…



会社でよく聞く言葉。「今回だけは、あいつの顔をたててやってくれ。」。浪花節的言葉が、失敗に結びつく
この作品は、歴史学者や組織論など6人の権威ある知識人による、日本軍の失敗について分析、主張を紹介し…



総理を失墜させるために、高校テロ襲撃事件が起きる。恐ろしいテロ事件計画だ。
矢崎総理が武蔵小杉高校を訪問、見学している最中、武蔵小杉高校が100人を超えるテロ集団に襲われ、集…



一番印象に残り大切な友達は幼馴染だ
三島屋変調百物語シリーズ「おそろし」から続く、3作品目の物語。 「百物語」というのは鴎外の作…



私の持っている現実感や常識とかけはなれていて、どの事象も納得感がなく、もやもや感が膨らむばかり
島本さんがエンターテイメント小説にチャレンジすると意気込んで書いた、恋愛サスペンス小説。 …



大企業の会長、社長の策謀をはねかえす、居酒屋「ぼったくり」の姉美音の江戸っ子心意気に感動
へえ、知らないうちに「居酒屋 ぼったくりシリーズ」7作もでているんだ。累計65万部以上。十分にベス…



明治は江戸時代の影響を受け、言葉が階級や地方により異なった。また、外国語を翻訳するために新しい日本語を造った。日本語革命が行われた。
司馬遼太郎は1923年に生まれ1996年に亡くなっている。司馬は、自分は21世紀をみることは無いだ…



本は過去、現在。未来をつなぐもの。古本屋さんはそのために大切な商売だ。
私の家の近くに独身のおじさんがやっている小さな古本屋がある。私が通いはじめたころは、一般の書物や文…



三好達治の有名な詩「雪」は、奥行き拡がりが深く大きく、言葉の力を強く感じる作品である
エッセイ集。 小学生の教科書にも載っている三好達治の有名な詩「雪」。 太郎を眠らせ…





時計は、それぞれに刻む時間が異なる歴史を持っている。
直木賞を受賞した中編作品集。賞を獲得し、タイトルにもなっている「海の見える理髪店」も素晴らしい作品…



畠中にはめずらしい現代捕り物帖連作集。テンポの良さとユーモアあふれる物語がたまらない。
畠中さんではめずらしい現代もの連作短編集。 新宿のとあるビルに看板がよくわからない「酒場」…





天才風間の演奏は邪道だ。しかし、もっと聴いてみたい衝動が抑えられない。
この作品は、恩田7回目の挑戦で念願の直木賞を受賞している。しかも同時に本屋大賞も受賞。恩田は、「夜…





この小説のために、作者恩田さんは、4回も浜松国際ピアノコンクールの全行程を鑑賞した。その熱い思いがこの小説を生んだ。
私は現在袋井に住んでいて、浜松の会社まで通っていた。浜松はオートバイと楽器の街で、浜松市主催で国際…



フランス料理の決め手はソース。
名エッセイ「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」から続くお料理エッセイシリーズの一冊。 …




18年前の殺害事件の犯人が突然自首。なぜ今頃自首してでるのか・・・
18年前、女子大生だった岡林さやかがアパートの部屋で殺害される。懸命の捜査でも犯人はみつからず、ほ…



人生100歳時代。それでも100歳以上生きるのはまだ難しい。どうすれば可能になるか
真梨さんは、2005年に「孤虫症」でデビューしたが、その後さっぱり売れず、アルバイトをしながら、極…



セックスレス夫婦がたまにセックスするとき、どうやって雰囲気を盛り上げるの?
不思議なことである。恋人時代は寝ても覚めても互いに相手のことばかり考え、会えばむさぼるように互いの…



憧れの農ガール、農ライフ、その実現には大きな障壁が・・・
垣谷さんの作品は、どれもそうだが、垣谷さん自身が体験していないと、とても描写できないほど中身が濃く…



信長が天下をとり、織田幕府が続いたら、日本の首都は大阪になっていただろう
井沢元彦は、それまで通説、常識とされていた歴史的事件、事象を別の角度から検証してその真実を追求する…




自分たちの高校での友達とのおしゃべりをそのままラジオ番組に持ち込む。聴取者はまったくいなくなる
作者加藤さんは、出身地旭川で高校時代友達のひらまいと旭川のFM放送局「リベール」で「かとちえX舞の…