愛されて幸せになりたいあなたへ (朝日文庫)
面倒くさい女性にならないようにというけど
最近は、作者で検索したり、出版社の文庫で古本屋のネットで検索をかけ本を購入している。先週から今週に…
本が好き! 1級
書評数:6202 件
得票数:91301 票
昔から活字中毒症。字さえあれば辞書でも見飽きないです。
年金暮らしになりましたので、毎日読書三昧です。一日2冊までを限度に読んでいます。
お金がないので、文庫、それも中古と情けない状態ですが、書評を掲載させて頂きます。よろしくお願いします。
面倒くさい女性にならないようにというけど
最近は、作者で検索したり、出版社の文庫で古本屋のネットで検索をかけ本を購入している。先週から今週に…
深夜放送が生きていた時代を取り戻したい
この物語では深夜放送の全盛時、文化放送が作成したセイヤングをフォーヤング、パーソナリティとして土居…
物語を深化させるには道具として酒がつきもの
16人の作家と9人の詩人が遺した酒が登場する作品のアンソロジー。もちろん主役の殆どは酒ではない。し…
植物は毒にも薬にもなる。使い方ひとつで有効な薬になる
現在でも無医村、地域は存在しているが、よほどの僻地でない限り、道路は完備され、あるいはドクターヘリ…
終戦直前、大空襲真っ只中昭和20年4月に舞台劇で公開された「女の一生」の上演はすさまじかった
テレビ朝日の「徹子の部屋」は昭和51年の2月に第一回目のゲストに森繁久彌を呼んでスタートした。私は…
佐野さんが、息子さんのことを嘘もいれて面白おかしく書く。息子さんはたまらない。
この前、故郷の村から電話があり、驚くことに保育園の同級会をやるから是非出席してほしいという依頼があ…
河童や天狗。どこからきたか、通説より萩原の想像のほうが真実に思えてくる
大学4年生の高橋真矢は、映画研究会に入っている、その腕を買われて、やりたくもないのだが、アルバイト…
障碍者と介護ボランティアの関係。この作品の事例は感動的。しかし、どうも現実には違和感が残る。
テレビドラマ史に数々の名作を送り出してきた脚本家が、紡いだエッセイ集。 私は未読だが、ノン…
国家優先で個人の自由権利が封じられるとこんな社会になってしまうという物語
世の中には、個々の人々の人権や自由を基本的人権として最も重要視する国もあれば、個人より国家の安定、…
アランの人生論をベースに物語が創られている
アランの人生論集にこんな文章がある。 「悠然と生命をとらえなければならぬ。大げさな悲劇的な言い回…
社会の底辺で暮らす人たちが起こした事件。犯人なんて誰だっていいんじゃないか。
横浜日雇い人夫のドヤ街、祝町で焚火をしていた日雇い人夫たちの傍らで午後10時40分に殺傷で殺された…
「女工哀史」の野麦峠が、哀しさをわきたたせる
山歩きのベテランであり、歴史家の著者が、史実に思いを馳せながら、歴史の舞台となった、険しい山道をた…
個性的な人はかっては企業からあぶりだされたが、最近は企業があぶりだす人をつくりだす
バブルがはじけて、数年たって出版された鶴見済が執筆した「完全自殺マニュアル」は大ベストセラーとなっ…
小津作品は子供のころにはその良さがわからなかった。今は名文、名場面が満載なことが染み入ってわかる
子供のころ日本映画は最高の時を迎えていた。よく、父に連れられて映画を見に行った。洋画には連れて行っ…
うつ病患者が治癒して、職場復帰をしようとしても、なかなか思うようにはいかない
うつ病は、今やありふれた病気になり、企業内にも発病して治癒をしている人はあちこちにみられる。 …
精神障害を患っていてそれが完治したとの判断は、医師の主観によるような気がしてならない
データは古いが、平成16年心神喪失者が起こしたとみられる事件のうち、殺人事件では84.5%、放火で…
昨日まで当たり前に使っていた言葉が、どんどん消えてゆく
最近は、男女共同参画社会になり、差別をしてはいけないということで、使用してはならない言葉がたくさん…
新聞はまずは思い込みでなく、事実をありのままに書くことが最も大切であることを認識すべき。
著者辰濃は、1953年朝日新聞入社の新聞記者。1975年から86年まで朝日新聞コラム「天声人語」を…
あれはまずかったなと言う出来事は、どんなに忘れようといろいろやってみても、絶えず心にうかんでくる
人生も老年にさしかかる。人によっては、人生の成功者として、よかったことばかりしか浮かんでこない人も…
ニーチェは従来の価値であるキリスト教、神を否定し、自らが新しい人類の価値を創造したと高らかに宣言する
哲学書はニーチェを含め、ほとんど身近で親しんだことがないので、理解が浅く、頓珍漢な感想になるかもし…