アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希



うまいなあ。人材派遣の使い方。
吉川さんは、原田マハが処女作で受賞したラブストーリー大賞の第3回でエンタテイメント特別賞を受賞して…

本が好き! 1級
書評数:6247 件
得票数:92049 票
昔から活字中毒症。字さえあれば辞書でも見飽きないです。
年金暮らしになりましたので、毎日読書三昧です。一日2冊までを限度に読んでいます。
お金がないので、文庫、それも中古と情けない状態ですが、書評を掲載させて頂きます。よろしくお願いします。



うまいなあ。人材派遣の使い方。
吉川さんは、原田マハが処女作で受賞したラブストーリー大賞の第3回でエンタテイメント特別賞を受賞して…



真相を追求するために起こった事件は一件だけ。話が単調すぎて、あくびばかりがでた。
「クッキーと名推理」シリーズ第1作。第4作まで出版されているらしい。 アメリカ、ボルティモア…



死んでしまいたいと思うときはどんな時?想像力をたくましくして世の中をみる。すると結構そんな時は身近にある。
主人公は作家の私。デビューしたばかりの1994年、新聞の社会面に載った記事に違和感を覚える。 …





伊集院静は私たち世代と同じ風景を見、同じ暮らしをしてきた人だった。
数年前、故郷の高原に家族で旅をした。宿泊したホテルは、子供の頃疲れるまで走り回った高原には決して無…



最近の介護や工場労働者、トラック運転手などの人で不足は深刻だ。
新聞の広告でみた本書の宣伝絵。いかにも、疲れ切ってもうやっていられないケアマネージャーが描かれてお…



SROシリーズ5作目。だんだん物語の熱量が落ちてきている。しかし、それなりには面白い。
富樫の創作態度は、とにかく切れ目なく次から次へと本を世に送りださねばならないという作法だ。誉田哲也…




臆病で引きこもりの主人公。ダメ人間の引きこもりを社会への扉を開いたのは、藩から迫害されて追い詰められた盗賊グループだった。
世の中には、心の病だったり、怖さ臆病のために、いつまでも社会の中にはいっていけなかったり、はいろう…



足利学校で、熱い友情を誓った同志の戦場での戦いが、いよいよ始まる。
早雲も、謙信も歴史上は傍流の存在。信玄、勝頼は少し天下取りで顔を出すが、メインは謙信との戦いでやは…



この本では、早雲、信玄、謙信の軍配者が生まれ、無二の親友となったことが描かれる。
軍配者シリーズは、紹介の「早雲の軍配者」からスタートして、「信玄の軍配者」「謙信の軍配者」の順で出…



完璧な犯罪をするためには、自分が持っていない能力を持つ人間の脳を食べることだ。
前日このシリーズの2巻目を読んだ。2巻目は、1巻目と完全に独立した作品になっていたが、3巻目は、1…



人間には死ということは無い。殉教した教皇24人に導かれ天国に行き、永遠に生きてゆく。だから 人の殺害は悪ではなく、善である。
SROシリーズ2作目の作品。 SROは警視庁広域捜査専任特別調査室の略。警視庁は所轄、捜査…




どんな人間にも、黒の因子と白の因子を持っている。まれに、黒の因子だけを引き継いだ子供が生まれる。この子供は、人を殺さずにはいられなくなる。
精神分析学に「黒い羊の仮説」という説がある。それはどういう説か、この作品に書いてある。 「…



足利学校で3人は学ぶ。そして3人は生涯の友達となる。しかし3人は敵、味方に別れ、戦場で戦う。
この軍配者シリーズ、本作品上巻の書評で紹介したが、「謙信の軍配者」が最終作品で、この前に「早雲の軍…



かっては実力がないくせに、上役にゴマスリ、コバンザメが出世する会社が多かった。
大物ミステリー作家によるミステリー短編集。 純粋なミステリー作品もあったが、物語が中心で、ミステ…



嘆いてばかりでは、現状は変えられない。勇気をもってたちむかえ!末期ガンの母が、命をこめて 立ち振る舞う。
映画のノベライズ作品。2016年制作された映画で、日本アカデミー賞6部門で最優秀賞を受。海外の多く…




中学生くらいだったか、植木等が演じる、無責任社員の映画が流行った。そんな社員を彷彿させる物語。
久しぶりの絲山作品。楽しみだ。 この作品、今もたくさん作られている企業小説。しかし、半沢直…



もう死んでしまいたいと思う時。自分が世の中のあぶれ者で、役立たずと感じるとき。
三重県四日市にある進学校八陵高校に通う生徒とそこで飼われていた「コーシロー」という白犬との高校生活…




どんなに面接やペーパーテストを繰り返しても、優秀な人材を採用することは不可能。そんなことで、人間の特質はわからない。
映画化もされた、就職試験を扱ったミステリー。 会社は優れた人材を採用したい。しかし、何回も…



おおきな出来事が起きる。そうすれば、同じことは続けて起きないとの思いから、行動を起こす人間の心理をつく。
雲や虫など奇妙な写真を専門とする青年カメラマン亜愛一郎が活躍する、「亜愛一郎」シリーズ9編の短編を…



冒険家、探検家として名前をあげたい。だけど、地球上には未踏の地が残されていない。
チベットの奥地にある世界最大のツアンボー峡谷に単独で挑んだ探検記。 今時、探検家、冒険家と…