空はきんいろ―フレンズ



遠く過ぎ去り、忘れ去った小学校時代。そうそうこんなだったと懐かしく思い出させてくれる作品。
まだ思春期にも達しない小学生。そんな小学時代自分はどんな気持ちで行動していたっけ。 そんな小学生…

本が好き! 1級
書評数:6247 件
得票数:92049 票
昔から活字中毒症。字さえあれば辞書でも見飽きないです。
年金暮らしになりましたので、毎日読書三昧です。一日2冊までを限度に読んでいます。
お金がないので、文庫、それも中古と情けない状態ですが、書評を掲載させて頂きます。よろしくお願いします。



遠く過ぎ去り、忘れ去った小学校時代。そうそうこんなだったと懐かしく思い出させてくれる作品。
まだ思春期にも達しない小学生。そんな小学時代自分はどんな気持ちで行動していたっけ。 そんな小学生…



思春期のままでいたいとモラトリウムの時代にどっぷりはまる。でも、心も体も、どう脱皮するかいつも考えている。
この本では、表題作のほかに、少し前に読み面白かった、アンソロジー「ひとなつに」に収録されていた「フ…



思春期のままでいたいとモラトリウムの時代にどっぷりはまる。でも、心も体も、どう脱皮するかいつも考えている。
この本では、表題作のほかに、少し前に読み面白かった、アンソロジー「ひとなつに」に収録されていた「フ…



小池真理子さんと藤田宣永さんは作家同士での結婚。しかし2人は子供を作らなかった。2人は、婚姻届けを役所に提出しただろうか。していれば、どちらかの苗字に一つになったはずなのに・・。
小池さんは、大学時代知り合った同じ作家の藤田宣永氏と結婚する。夫婦そろって作家というのは吉村昭夫妻…




子供時代から抜け出し、まだ大人、青春時代の手前の揺れる思春期を見事に描く。
人生のある短い時期に、思春期がある。青春、大人でもないし、無邪気で少し意地悪い子供でもない。そんな、…



町が大災害で、なくなる。幼いころ遊んだ廃屋、喫茶店にしようと改築していたのに、全部無くなった。それでも、人々は町の再建に歩みだす。
主人公のとうこは今20歳の夏を迎えている。とうこは、両親が離婚して、双子で生まれた兄の陸は、母親が…



男は、役に立たない理屈と嘘が多い。その点、女性はしなやかで軽やか。
主人公のリサは中学生。両親が離婚寸前までいって、リサは母親の実家で祖父母と一緒に暮らしている。離婚…




自分はひきこもりでダメ人間と思っているのだが、じっくりみてみると、骨がボキボキと音がするように、まわりに動き、動かされている。
会社に勤めていた時、特に会社に不満があったわけではないが、時間に追われ、同じような暮らしがつまらな…



夫が不倫をする。不倫の相手は男性だ。今は、あきれるばかりで、それを問い詰めることはできない。
小学校3年生のミドリは、母親の貴美子から、「なんで」「だって」は口にだしてはいけないときつく言われて…



マリーアントワネットのやんちゃぶりを、コンピューター文字で表現する。これが、年寄りには常にひっかかり、辛い。
マリー アントワネットの生涯を紹介するROSE編とBLEU編、2冊にして描いた作品。ROSE編では…



人生最底辺までおちてしまうと、感情や気力も無くなり、別れようなんてことさえ無くなる。
表題作他3編が収録されている。 表題作だけ異なるが、他の3編は思春期、中学生、高校生の性交…



世の中に取り残された女性は小説になるが、同じような男性、たくさんいるが、小説にさえしてもらえない。
30歳近くなり、あるいは30代半ばを過ぎて、自立はしているが、寂しい。それで、異性を求めて、合コン…



無理やり世間ずれした、4人の女性を描こうとしているが、変わった女性が多すぎて、そのおかしい行動、性格がうまく表現できていない。
3人姉妹とその母親の家族の物語。 長女の織子は、地味で家のことを殆どする家庭的な子。次女司…




人生はいつも、こころもたない。このこころもたなさを、暖かく包んでくれる愛がほしい。
主人公は音大卒のぶらこことるり子。もう30を過ぎているのに、体に風船をつけているようにぶらぶら飛ん…



世の中ロックだぜ。はちゃめちゃ、茶番で行こうぜ!
少し前、アンソロジー短編集で、吉川トリコの作品にであって、結構面白く、更に吉川さんが、私が長い間生…



猫も犬も野生とペットでは生き方は全く違う。しかし、人間の関心には野生、自然の犬、猫は存在しない。
我が家には犬一匹と猫二匹がいる。 猫は飼い猫が産んだ猫をもらったが、犬は野犬の家族が放浪して…




ゴッホが自殺する時使用したというリボルバーの謎を追う。原田さんのとんでもない想像力が、度肝を抜く物語を作り上げる。
主人公の高遠冴はフランスのオークションハウスCDCに勤めている。ある日、このCDCに女性が訪ねてく…



数々の名庭園を作庭し、3大茶人としても名高い小堀遠州。著者葉室は、懸命にりっぱな人として小堀を描くが、随所に綻びがでる。
千利休、古田織部、を師匠に持ち、3大茶人と並び称され、更に数々の名庭園を生み出した小堀遠州の茶道具…



地球が滅亡することが判明。すると社会はどうなる?
すべては、首相のこんな記者会見から始まった。 「一か月後に地球に小惑星が衝突します。」 …



幸せとは、片田舎で静かに、犬と猫と一緒に暮らし、猫を腕の中で愛撫すること。。
掌編小説とエッセイのミックス作品集。 猫2匹と犬1匹と一緒に暮らしている。何回も、亡くなっ…