ボックス! 下





普通スポーツ物語は、青春や人間を印象的に描くために道具としてスポーツを使う。この物語はボクシングというスポーツがまずあってその上に物語が載せてある
ボクシングおたくで、知識が半端でない百田の渾身一滴のボクシング青春小説。 下記2点が特に素…

本が好き! 1級
書評数:6244 件
得票数:92005 票
昔から活字中毒症。字さえあれば辞書でも見飽きないです。
年金暮らしになりましたので、毎日読書三昧です。一日2冊までを限度に読んでいます。
お金がないので、文庫、それも中古と情けない状態ですが、書評を掲載させて頂きます。よろしくお願いします。





普通スポーツ物語は、青春や人間を印象的に描くために道具としてスポーツを使う。この物語はボクシングというスポーツがまずあってその上に物語が載せてある
ボクシングおたくで、知識が半端でない百田の渾身一滴のボクシング青春小説。 下記2点が特に素…



銀行というのは人間同士の抗争ばかりくりかえしている上に、不正を誘う大きなお金が目の前を行き来する
銀行も世にいうブラック企業の象徴のような職場だと思う。こきつかわれて、こきつかわれて、それで報われ…



政策や規制の多くは、それを実行すると、お金を国民から吸い上げ、それを政治家や利権屋がつかみ取れるかどうかで法律化するか決まる
今の世の中は、ありきたりな物は殆ど普及がおわり、何を作っても売れない時代である。だから、いくらマイ…




狂とはいいなあ。味わい深い本をおいている古書店があり、それをじっくり読める喫茶店があり、読んだ後、その内容をもう一度堪能できる散歩道がある
我が家の近くにある古本屋。古本屋といっても、どちらかといえば、エロCDやコミック本を中心に売ってい…



セレブと思われる暮らしをしている女性。どんなことをしてでも、その水準の生活にしがみつこうとする。
この物語は、一番桐野さんが得意とするテーマとして扱っている。もう少し、肩の力を抜いて世の中に対応す…



五重人格に引きずられて、肝心の人間を描くことをあまり行わなかった作品
これは好き嫌いが読者にはっきりと出る作品だろう。 「ジキル博士とハイド氏」のような全く違った…



勧善懲悪がモットーの池井戸にはめずらしく、正しいことをしても、力を持たないと、悪に勝てず悲しい結末を迎えてしまうというちょっと切ない小説
倉田家のありよう、設定がうまい。全くどこも突出していることがない典型的な一般家庭。つつましい暮らし…



インドは、江戸時代に、突然、テレビ、ネット、自動車、高速鉄道が降ってきた国だ。そんな国がどうすべきか苦悩はつきない。しかし、読者は興味がつきない
今は大分違ってきたけれど、少し前まで外国と言えば欧米諸国しか概念には無かった。私が仕事で30年ほど…



とにかく権力者が気に食わないと思うと、中国は国家か共産党がその人間を抹殺する。日本では権力者の意を受けたやくざがその役を担う
いつかテレビをみていたら、中国で年初の株価急落のためサーキットブレーカーを2回も発動して更に投資家…


この作品は一年以上前に読んでいて、あまり出来栄えがよくないと思ったが、最近まで幾つか読んでみたが、一年前と殆ど印象が変わらない
この作者の作品、いつも派手な広告や、帯にひかれて手に取ってみるが、さすがという作品には出会ったことが…



男は繊細。女は獰猛。これはすごいことを言う
聞き上手の吉行が、見聞した主に作家たちの女性関係でほとほと参ったエピソード満載の愉快なエッセイ集。…



この本を読むと、生活保護不正受給で、親族家族が保護申請者を扶養できないかや、収入があることを隠蔽してはいないかなどは最近になって調査することになったことがわかる。
生活保護現場をルポした作品。社会福祉事務所にて生活保護の認定、相談を行っているケースワーカーを扱う。…





もっと生活の香りがする、技術は超一流だが、草野球以上に草野球のような楽しく球技の原点のような野球をみたい
特に今年になってプロ野球がつまらなくなった。ノーアウト一塁になると、多くの場合バントでランナーを2…



著者と犬猿の仲にある評論家佐高信への批判。佐高は最近テレビなどで見ないと思っていたら、「SEALDS]」と遊んでいた
佐高信という昔一世を風靡した自称経済評論家、最近はあまりみかけなくなったのだがどうしているだろうか…



反日教育を徹底して行い、日本嫌いの人々を生産している韓国。更に自分たちの国こそ最高の国と言う。そんな国から移民する人が絶えない。更に嫌いな国である日本にもたくさんやってくる
一時期落ち込んでいた韓国から訪日者がここにきて増加傾向にあるという。日本からの訪韓者は変わらず低迷…



…テレビ全盛のころ、コピーライターなる人々が、一言で何千万円も稼ぎ、時代の先端を走る人として街を闊歩していた。今は、テレビの力が弱まり、ライターとしての活躍の場も狭まった
クリエイティブ、クリエーター、クライアント、コピーライター。こんな言葉は、電通など広告業界から広ま…



終戦の日民衆は天皇の声を始めて聞いた。神様が民衆と同じように喋ってのであった。その後、民衆は天皇が自分たちと同じ人間だと知った。しかし、天皇が民衆をどう思ったかは別
昭和20年8月15日を機に、人々の天皇をみる目、天皇への認識が180度変わった。天皇がラジオを通じ…



この作品は韓流ブーム最盛期に書かれている。この頃調査すると、韓国併合時代を経験した人には親日の人が多く、戦後生まれで併合時代を知らない人が反日となっている人が多かった。そんな真実が言えなくなった。
この本は、呆韓論、嫌韓論花ざかりの現在の風潮に乗じて書かれたものではなく2001年、13年前に書か…




旅にでる動機。もちろん単純に楽しみたいという動機もあるだろうが、今の自分の抱えている悩みや環境を忘れたいという動機で旅にでる人もおおい
大きなお金を払って、海外への旅をする。その動機は人さまざま。 どうにもならない問題を抱えてい…



首相とアッパラパーの大学生息子がひょんなことで入れ替わる。首相は、就職試験にのぞみ、企業の悪を知り抜いていたため、面接で企業の悪行を追及する。ことごとく、面接で入社試験におちる
その昔、漢字をまともに読めない首相がいた。マスコミやテレビの芸能番組で揶揄され大恥をかいた。いつか…