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ゆうちゃん

ゆうちゃん さん

本が好き! 1級
書評数:1683 件
得票数:37605 票

神奈川県に住むサラリーマン(技術者)でしたが24年2月に会社を退職して今は無職です。
読書歴は大学の頃に遡ります。粗筋や感想をメモするようになりましたのはここ10年程ですので、若い頃に読んだ作品を再読した投稿が多いです。元々海外純文学と推理小説、そして海外の歴史小説が自分の好きな分野でした。しかし、最近は、文明論、科学ノンフィクション、音楽などにも興味が広がってきました。投稿するからには評価出来ない作品もきっちりと読もうと心掛けています。どうかよろしくお願い致します。

書評 76ページ目(1683件中 1501~1520件目)

ケインとアベル 下  新潮文庫 ア 5-4

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ケインとアベル 下    新潮文庫 ア 5-4

アベルの恩人リロイは、大恐慌が元で銀行からの借金を返せず自殺した。彼のホテルグループを守ろうと談判に出向くアベル。面会したのは取締役のケインだった。ケインは彼なりにアベルの経営手腕を買ったのだが・・。

銀行家のケインと自分を取り立ててくれた恩人のホテルの再建に取り組むアベルのふたりのその後の人生。ケイ…

投票(23コメント(1)2016-11-05

ケインとアベル 上 新潮文庫 ア 5-3

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ケインとアベル 上 新潮文庫 ア 5-3

20世紀初頭、ボストンのいわゆるエスタブリッシュメントの家に生まれたケインとポーランド貴族の庶子に生まれたアベルと言うふたりの架空の人物の立志伝。著者は、これをバイオノベルと呼んでいる。

ウィリアム・ケインは、ボストンの銀行家リチャードの跡取り。父は若くして事故死したが、2100万ドルの…

投票(27コメント(4)2016-11-03

バッキンガムの光芒 (ファージングⅢ)

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バッキンガムの光芒 (ファージングⅢ)

第二次大戦初期、ナチスが欧州大陸で優勢な時に英国と講和を結んだら・・、と言う歴史のイフをモチーフにした小説の完結編。古くから民主主義を採用し、そして形だけの民主主義になってしまった国、その行く末は?

時代は独、日枢軸国、そして枢軸側と講和を結んだ英国がほぼ全世界支配を確立した1950年頃、とされてい…

投票(26コメント(0)2016-11-01

暗殺のハムレット (ファージングⅡ)

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暗殺のハムレット (ファージングⅡ)

歴史のイフをモチーフにした3部作の第2部。第1部は殺人事件を扱い、ミステリ仕立であった。今回はサスペンス小説風で、時代設定は第1部と同じく1949年、第1部の事件から2か月後と言うことになっている。

この連作では、英保守党の一派ファージング・セットが第二次大戦初期にナチスと講和を結び、欧州大陸はナチ…

投票(21コメント(0)2016-10-30

英雄たちの朝 (ファージングI)

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英雄たちの朝 (ファージングI)

歴史のイフが小説のモチーフではあるが、一見ミステリ風。しかし、最後まで読めば、この種の小説としては異例の幕切れであり、推理小説として書かれたのか疑問。デストピア世界を描いているのでは、ないだろうか。

本作の場合、ナチスドイツがソ連に侵攻する前、欧州大陸をほぼ手中に収めた頃(1941年)に、英国と講和…

投票(22コメント(0)2016-10-29

艶笑滑稽譚 第一輯――贖い能う罪 他

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艶笑滑稽譚 第一輯――贖い能う罪 他

バルザックと言えば、彼の生きた時代か、その少し前を時代背景に架空の人物を主人公にした伝記風の小説の作品が多い。しかし、この作品は、15世紀頃を舞台にした性にまつわる滑稽噺を集めた短編集である。

三輯まとめての書評。第一輯(しゅう)に十篇、第二輯に更に十篇と十輯百話が当初の構想だったようだが、三…

投票(25コメント(0)2016-10-20

風と共に去りぬ (5)

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風と共に去りぬ (5)

紆余曲折を経てスカーレットはバトラーと結婚した。金の心配が無くなった彼女は果たして幸福になったのだろうか?彼女は長年恋焦がれたアシュレの本性を悟り、バトラーの本心にも気付いた。しかし、時既に・・。

2番目の夫フランク・ケネディが亡くなって間もなく、スカーレットはレット・バトラーから結婚の申し込みを…

投票(23コメント(3)2016-10-18

風と共に去りぬ (4)

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風と共に去りぬ (4)

戦争が終わっても生活は安定しない。不当に吊り上った税金のためタラは競売の危機に陥った。スカーレットは金策に走り意外に羽振りの良い妹の婚約者ケネディと結婚する。そして彼女自身父譲りの商才を発揮し始める。

スカーレットは、タラの農園にかけられた不当な税金を支払うため、アトランタで金策に走った。当てにしてい…

投票(23コメント(0)2016-10-16

風と共に去りぬ (2)

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風と共に去りぬ (2)

アシュレにふられてやけくそで結婚した相手はアシュレの妻メラニーの兄チャールズだった。しかし、彼は戦場であえなく病没し、スカーレットは未亡人になってしまう。彼女が暮らすアトランタに北軍が迫る。

スカーレットは未亡人生活から足を洗い、バトラーの手引きで公然と社交界に出入りすることができた。平時な…

投票(21コメント(2)2016-10-12

風と共に去りぬ (1)

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風と共に去りぬ (1)

南北戦争を背景にした、スカーレット・オハラの恋愛物語。彼女はアシュレとの結婚を渇望するが、夫婦はお互い理解できる性格でないと幸せになれない、と言われる。そこに現れたのはレッド・バトラーだった。

南北戦争が背景のスカーレット・オハラの物語。スカーレットの父ジェラルドは、オレンジ党員を喧嘩で殺して…

投票(29コメント(2)2016-10-10
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