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ゆうちゃん

ゆうちゃん さん

本が好き! 1級
書評数:1690 件
得票数:37757 票

神奈川県に住むサラリーマン(技術者)でしたが24年2月に会社を退職して今は無職です。
読書歴は大学の頃に遡ります。粗筋や感想をメモするようになりましたのはここ10年程ですので、若い頃に読んだ作品を再読した投稿が多いです。元々海外純文学と推理小説、そして海外の歴史小説が自分の好きな分野でした。しかし、最近は、文明論、科学ノンフィクション、音楽などにも興味が広がってきました。投稿するからには評価出来ない作品もきっちりと読もうと心掛けています。どうかよろしくお願い致します。

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われら古細菌の末裔: 微生物から見た生物の進化 (共立スマートセレクション 38)

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われら古細菌の末裔: 微生物から見た生物の進化 (共立スマートセレクション 38)

生物を細胞の構造から分類するドメインと言う用語の説明に始まり、人類を始めとする生物の根源的な祖先が古細菌というドメインに属するということを地球の変化や生物の進化を交えて説明した魅力的な本。

こちらも朝日新聞の書評で知った本。 種や属をはじめ、よく生物の分類の最上位で馴染があるのが界だ…

投票(24コメント(0)2023-08-28

「老いない」動物がヒトの未来を変える

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「老いない」動物がヒトの未来を変える

一般にある種の生物の体重(体のサイズ)とその平均寿命は比例する。ところが、ほぼ同じ体重でも相対的に長寿な生物がいる。その体のメカニズムを解明すれば人間ももっと長寿になるかもしれないという問題提起の本

朝日新聞の書評で知った本。 著者がこの本を書いたきっかけは、猫と比較して大してサイズが違わない…

投票(26コメント(0)2023-08-26

ネアンデルタール (単行本)

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ネアンデルタール (単行本)

これまでネアンデルタール人について書かれた本の多くは、ホモ・サピエンスとの比較で論じている物が多かった。つまり引き立て役である。本書ではネアンデルタール人が主役、著者のネアンデルタール愛が感じられる

朝日新聞の書評で知った本である。 一般のネアンデルタール人に対するイメージは、ずんぐりした頑健…

投票(27コメント(0)2023-03-13

生と死を分ける数学: 人生の(ほぼ)すべてに数学が関係するわけ

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生と死を分ける数学: 人生の(ほぼ)すべてに数学が関係するわけ

昔は実生活に役立たないものの代名詞だった数学。現在では数学無しに社会は成り立たない。社会の裏にどのような数学が使われているのか、統計や確率がいかに誤用されているかを説いた本。生きる上で数学は必要だ。

会社の同僚に勧められた本。昨年、大学の理工学部数学科に進んだ次男のためにも買ってみた。三毛ネコさんも…

投票(27コメント(0)2022-12-26

「死んだふり」で生きのびる: 生き物たちの奇妙な戦略

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「死んだふり」で生きのびる: 生き物たちの奇妙な戦略

熊に出会って死んだふりをする勇気のある人間はほとんど居ないだろう。だが昆虫界を中心に死んだふりをして生きのびる生物は多数ある。殆ど研究者のいなかったこの分野に切り込んだ著者の探究が詰まった書。

こちらも朝日新聞の書評で知った本。 昆虫をはじめ幾つかの動物は死んだふりをして、捕食者から逃げ…

投票(22コメント(0)2022-12-22

直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足

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直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足

人間が二足歩行になったのは進化の妥協の産物である。実は骨格その他の体の構造からみて理想的な二足歩行の動物は他にいる。なぜ、人間は中途半端に効率的な二足歩行になったのか。それを著者独自の学説から解説する

こちらも朝日新聞お書評で知った本である。足の専門家である著者から見た人類とその進化に関する考察である…

投票(25コメント(2)2022-12-20

格差の起源 なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのか

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格差の起源 なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのか

マルサスの法則によれば、技術革新等で食糧をたくさん得ても、子供が増えてその効果は相殺され生活水準は上がらないと言う。産業革命以降、20世紀の工業先進国がなぜこの法則から逃れられたのかを論じた本。

朝日新聞の書評で知った本。 本書では、人類史のふたつの謎を解明している。 (謎その1) ・…

投票(21コメント(0)2022-12-18

人類の起源-古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」

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人類の起源-古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」

今年のノーベル医学生理学賞・受賞のペーポ博士が編み出した古代人類のDNA解析の手法を元に、人類発祥、近縁種との交配、ホモ・サピエンスの世界拡散を総合的に論じた本。この分野の長足の進歩がわかる

三太郎さんの 書評 で知った本。朝日新聞の書評でも取り上げられている。 今年のノーベル医学生理…

投票(20コメント(4)2022-12-16

うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!

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うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!

著者が実践する栄養指導によるうつ病をはじめとする精神病の治療内容をまとめた本。まずタンパク質や鉄類を十分に摂り、それから糖質制限に入るのがお勧めとのこと。

友達から紹介された本。 著者は精神科医で、普通は薬物や心理療法、認知行動療法で治療を進めるとこ…

投票(21コメント(0)2022-12-14

雄と雌の数をめぐる不思議

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雄と雌の数をめぐる不思議

性の存在理由から説き起こし、性比の決定要因を考察した後、普通の人間社会でみられる「ほぼ」1:1から性比がずれる要因を考察する。だが性比の決定要因については哺乳類、霊長類では複雑で一筋縄ではいかない

三太郎さんの 書評 を読んで手にした本。 タイトルの通り、雄・雌や男性・女性の性比について論じ…

投票(27コメント(0)2022-10-25

神の方程式: 「万物の理論」を求めて

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神の方程式: 「万物の理論」を求めて

自然界の力は重力と電磁気力、強弱の核力の4つである。このうち重力だけがひとつの理論で説明できない。著者はこの重力をも説明できる統一的な理論としてひも理論を推している。だがそれは実証不能な理論のようだ

こちらも朝日新聞の書評で読んだ本。 「万物の理論」と呼ばれる物質同士に働く力(①重力、②電磁気…

投票(21コメント(0)2022-10-23

皮膚、人間のすべてを語る――万能の臓器と巡る10章

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皮膚、人間のすべてを語る――万能の臓器と巡る10章

外科や内科に比べて、皮膚科は医療の中でもメジャーとは言えない。本書の冒頭を読むと、それは海外でもそうらしいが、そんな先入観を跳ねのけ著者の「皮膚愛」が余すところなく語られる本。題名に偽り無し!

朝日新聞の書評で知った本。 プロローグに 「皮膚は人体で最も大きく、最も見やすい臓器で、普段か…

投票(24コメント(0)2022-10-20
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