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塩味ビッテン

塩味ビッテン さん

本が好き! 1級
書評数:2213 件
得票数:30098 票

「本を褒めるときは大きな声で、貶すときはもっと大きな声で!!」を金科玉条とした塩味レビューがモットーでございます。

書評 109ページ目(2213件中 2161~2180件目)

砲艦ホットスパーハヤカワ文庫 NV 59 海の男ホーンブロワー・シリーズ 3

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砲艦ホットスパーハヤカワ文庫 NV 59 海の男ホーンブロワー・シリーズ 3

敵地に艦長自ら上陸したり、大型駆逐艦に単騎一騎打ちを挑んだりと、戦闘場面では男らしいホーンブロワーですが、女と人情には めっぽう弱いのでした。 理想的上司である彼が戦火の中に築く人間ドラマ。熱いぜ!!!

海尉艦長(Commander)に昇進したホレイショ・ホーンブロワー(27歳)が、ついに自分の艦であ…

投票(13コメント(0)2017-05-07

スペイン要塞を撃滅せよ

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スペイン要塞を撃滅せよ

要塞を落とす為に単艦カリブ海へ向かうホーンブロワー。正攻法では緒戦に敗れるのですが、ヤン・ウェンリー並みの英知を絞って活躍します。はたしてスペイン人たちが守る鉄壁の要塞を攻め落とす事はできるのか? 

海の男/ホーンブロワーシリーズ2巻の海尉時代の話です。1巻は士官候補生であったのですが2巻では正式に…

投票(17コメント(0)2017-05-06

ホテルローヤル

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ホテルローヤル

舞台は釧路湿原を見下ろす今は廃墟となったラブホテル「ホテルローヤル」。しかして、このホテルこそが主人公であり、そのホテルの(敢えて彼女のといいたい)の30年にわたる一生を時間を遡りながら描いています。

 勿論彼女(ホテル)はしゃべりませんし、動きませんが、そこに出入りするカップルや、掃除婦、経営者たち…

投票(26コメント(0)2017-05-06

にごりえ・たけくらべ

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にごりえ・たけくらべ

5千円札のこの人の顔って埴輪みたいで怖い。一葉さん25歳の女盛りにで結核に倒れたのですよ。5千円札の面相では可愛そうですよね。造幣局、美人に脚色してあげればいいのに。キャッチコピーになってなくて御免。   

言わずと知れた5千円札の人です。この人の顔って埴輪みたいで怖くて嫌いです。それが理由という訳でもない…

投票(19コメント(0)2017-05-05

ロマン〈2〉 (文学の冒険)

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ロマン〈2〉 (文学の冒険)

 すごい作品です!前半部の500ページに渡って書かれた牧歌的美しい恋愛小説は、ラストの130pの地獄を描くためにだけ用意された周到なお膳立てであったことが解りました。「現代ロシア最悪の作家」の面目躍如!

 さすがは「現代ロシア最悪の作家」といわれるソローキンの代表作。満腹感はハンパなく、ものすごく疲れま…

投票(19コメント(5)2017-05-04

ロマン〈1〉 (文学の冒険)

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ロマン〈1〉 (文学の冒険)

ツルゲーネフ風の端麗な風景描写、ゴーリキー風のロシア農民の善良さと力強さ。トルストイ風味の宗教描写。ソローキンともあろうものが、なんと牧歌的ななんと美しい純愛小説を物語ってくれるのか。2巻に期待です。

efさん大絶賛のソローキン「ロマン」。この1巻は全くの期待はずれです。「現代文学のモンスター」と称さ…

投票(17コメント(2)2017-05-04

陋巷に在り〈12〉聖の巻

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陋巷に在り〈12〉聖の巻

それにしても主人公の影が薄い!薄いぞ顔回。反対に顔回の周りの女達はみんな強い。子蓉をはじめ、妤も祝融(火の女神さま)も顔徴在(孔子の母親)もみんな強い。顔回の周囲はこの強い女性たちによって回ります。 

 11巻、12巻でここまで大きく膨らませたお話のほとんどに決着がつきます。いやー、ここまでが案外だる…

投票(9コメント(0)2017-05-01

陋巷に在り〈10〉命の巻

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陋巷に在り〈10〉命の巻

 8巻まで読んだ後に「こんなに膨らませてどう落とし前つける気だ、酒見賢一!」と叫びましたが、10巻読了後も宇宙と同じく「陋巷にあり」も話の膨張が止まりません。あと三巻で大団円を迎えられるのか心配です。 

  9.10巻は冥府での顔回の活躍と、現世での成城の取り壊しに関する孔子vs公斂處父の頭脳戦、そして…

投票(10コメント(2)2017-05-01

陋巷に在り〈8〉冥の巻

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陋巷に在り〈8〉冥の巻

顔回は妤を助けるため冥府に行きます。ここに至って孔子が司る現実社会の魯の国の勃興は蚊帳の外となってしまいました。それにしても、相変わらず役に立ってないぞ顔回。黄泉に迷う顔回の明日はどっちだ!!!!

長い長い小説ですがやっと半ばまで来ました。7,8巻は儒の里の太長老が南方から招いた医者・医鶃(いげい…

投票(13コメント(0)2017-05-01

陋巷に在り〈2〉呪の巻

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陋巷に在り〈2〉呪の巻

酒見賢一大先生の大河小説「陋巷に在り」に取り掛かっちゃいました。しばらく連載しますのでよろしくね。文章が流麗で漢文→和語への変換もスマートですからとっつきやすいのですが、この本はちょっと難物。 

先ず題名が読めない!!!「ろうこうにあり」と読むのですよ。 読めても意味が解らない!!!!主人公の…

投票(13コメント(3)2017-04-30

疾風ロンド

  

疾風ロンド

前作の超駄作「白銀ジャック」で騙されて臍をかんだのに、2度も続けて騙されるとは、自分の審美眼の無さにほとほと呆れます。「疾風ロンド」は「白銀ジャック」に劣るとも勝らぬ、ダルイ小説となっております。 

 「こんなに面白くなるとは!自分でも驚き。東野圭吾」「一気にぶっ飛び!!100万部!」という実業之日…

投票(16コメント(0)2017-04-29
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