ぱせりさんの書評

狂気を孕んだ砂漠は物語の中に置いてきたはず。
ジョーンは、愛する夫とともに幸福な家庭を作り、三人の子どもを育て上げた。友人に親切だったし、地域の奉…




殺人事件よりも怖いなぁ
ジョーンは、子ども3人を育て上げ、弁護士の夫をしっかりと働かせている自分自身のことを、優秀な妻であり…



抉られて、周りを探して、自分に問いかけ、物語の評価へと戻る。そんな小説。ミステリではありません。
特に最近アガサの中でも名作だとそちこちで目にすることが多くそのうちに友人が持ってきてくれた本。本は巡…

高評価の本ですが、私には合わなかった本
Xのミステリ読書界隈で多くの方の高評価を見ていたので手に取ってみた。 クリスティだけど事件は起こら…





ポアロもマーブルも出てこないのに、ミステリーとして素晴らしい。ちょっと珍しい不思議な感覚。破壊力はNO1かも。
中東に暮らしている娘を訪ねた帰り 途中の町で数日、乗り換えのために留まる その時、彼女は産ま…




2004年のハヤカワ文庫版。酒井順子『月に3冊読んでみる』164頁でふれられています。(つながる線路、さかのぼる人生)の3冊のなかの1冊に選ばれていました。
当初はクリスティ名義でなかった小説です。 あおりでは 優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理…




期待通りの作品だった
”本が好き!”でこの作品の書評を読み興味がわいたので読んだ。 以前からアガサ・クリスティーの本…




女学校時代の優等生のまま、模範的な妻、母となったと自負していたジェーンの身に起こったこととは。。。
ジェーン・スカダモアは目を細めて、鉄道宿泊所の食堂の鬱暗がりをすかすようにした。いささか近視の気味…





人生は成功だ、と思ってたジョーン。ところが娘の看病の帰りに女学校時代の旧友に会い、彼女には謎めいたとしか思えない言葉をかけられる。トルコ鉄道の東端の駅で足止めされたジョーンは自分の人生を振り返るが・・
ジョーン・スカダモアは、弁護士ロドニーの妻としてしっかりとした人生を歩んでいた積りだった。旅先で聖ア…



彼女もひどいが、彼の不誠実さも・・。
読みながら、女主人公ジョーンのイタさに胸がざわつき、悲しくなった。 いったい、どうしたらこんな…





時間があるとつい余計なことまで考えてしまいます
アガサ・クリスティーといえば、名探偵ポアロとミス・マープルの2人の名前がすぐさま出てくるほど、2人が…





自分を取り巻く世界の真実に凍り付く
多少の波は人生の中であったものの、3人の子供たちと優しい夫、裕福で幸せな暮らしに満足しているジョーン…




分かり合えないまま 平和な家庭の仮面は続く・・・
春にして君を離れ 読んでみました 優しい夫、よき子供に恵まれ 理想の家庭を築き上げたことに…





読み手の数だけ解釈がありそうです。 「プア・リトル・ジョーン」 ジョーンの代わりに当てはめることのできる人物が身近にいますか?私はいます。故・栗本薫の解説も含めて、読み応え十分でした。
今年の二十七冊目は、アガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』です。私にしては珍しい選書。まず、自分…





これは物凄い名作。でも、もう二度と読みたくない。
私が本書を読んだのは12年も前のことなのですが、昨日、 efさんの書評 を拝読して、自身が読了した…



クリスティーだけどミステリではない。しかし、とても恐ろしい作品である。
以前、 『アガサ・クリスティー完全攻略』 という本をレビューしましたが、その本では著者がクリス…




愛とは自分との闘いなのか? 主人公のヒロインは、自己欺瞞と独善によって独りになっていく…。
「私」は一見ごく普通の主婦である。 彼女は面倒なことを直視できず、自分の都合のいいように物事を…





この本を読んでいる時、私の心には、孤独感が雪のように降り続けていた。冷たさのあまり痛さを感じるほどだった。ジョーンには、この雪が見えていなかったのだろうか。それとも見えないふりをしていたのだろうか。
本当に不思議でした。 どうすれば、この強烈な孤独感を無視して生活することができたのか。 父(ロド…




十年以上振りの再読。前回読んだ時はただジョーンが哀れでしたが、今回は…。
今回の書評は読まれた方向けに書いているので、未読の方は読まれない方が良いかと思います。 この作…




JoanはJohn?「コレ、あなたのことじゃない?」ってクリスティが言っている?
見てはいた、聞いてはいたのだ。 けれどそれに気づかないよう、心ににふたをしてやり過ごしてきた。 …





慣れ無い一人旅で、雨季の為砂漠に足止めされたジョーン。完璧な良妻賢母を自負してきたが、砂漠の孤独で退屈なに、過去を振り返るうち、彼女の人生が、全く違う顔を見せて浮かびあがる。
どうしても読みたくなって我慢できずに、瞬く間に読んでしまった一冊です。 クリスティーの作品です…


桜満開の中。なんて淋しい本を読んでしまったのでしょう。
課題図書倶楽部 に参加しています。 遅ればせながら、お陰でぴったり春に読ませて頂きました(笑) …



また、つまらぬものを書いてしまったw こんどこそ、乙女部のみなさんから、石を投げられるかもww
【司会(風)】 今回、「本が好き!」で開催されている、 「復活!課題図書倶楽部・2015」 参加…

犯人は「(ネタバレにつき伏字)」です
アガサ・クリスティー。しかし別に殺人事件は起きない。犯人が(ネタバレにつき伏字)だったりもしない。 …




女性の幸せはパートナーの良し悪しで決まる、と思われがちですが、果たしてそうでしょうか?自分の真実を映す鏡を見つめる勇気が貴女にはありますか?
ミステリの女王アガサ・クリスティーの作品だが、推理物ではない。メアリ・ウエストマコット名義で1944…



自分自身に対面するということ。
アガサ・クリスティーは小学生の時に、 「大人びている本を読みたい」という理由だけに 6年生の頃、…




愛と哀しみのコペルニクス
娘・バーバラの看病を終えた帰路の途中、主人公ジョーン・スカダモアは砂漠の中の寂れたレストハウス(鉄道…





ジョーン、君は最高に幸せさ。だって君がそう言うくらいなんだから!
「復活!「課題図書」倶楽部・2015」 参加書評です。 ……本文を読まないと分からない作りにな…



真実の中を生きていたいなら、不愉快な現実から目を逸らしてはいけない。
優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。が、娘の病気見舞いを終…





真実を全て把握することは、果たして幸せなのだろうか。
★ホンノワ掲示板企画復活!課題図書倶楽部・2015の課題図書の一冊です♡※ややネタバレあります。すみ…