ぱせりさんの書評

「偉人だろうと凡人だろうと、賢者だろうと愚者だろうと、誰もがひとしく持っているのが「物語」――それが、生きてきた時間というものだ。暮らしの歳月というものだ」
明日生きているも死んでいるもゲームで、どっちに転んでも大差ない、ってうことだろうか。この山を越えたら…




市井の人々の何気ない日々にもなにがしら問題や悩みがあって・・・これらに焦点を当てて、心の揺らぎを表現する。そこには正解はないのであるが、それが人生。
十代では思春期の悩みを抱え、二十代では社会に出て挫折する。三十代になると仕事の意ならず家族の悩みも複…




どこか面白く、どこか悲しい少し疲れた大人達の奮闘を描くしみじみとした短編集。しっとりとした良さは遅霜おりた朝、夢破れた大人がそれでも奮闘する重松先生の小説の真骨頂は望郷波止場に良く現れていた。
重松清作「みぞれ」を読みました。 【拝啓ノストラダムス様】中学三年生だったユウはある年の6月、…




文庫オリジナルの短編集。 イビツで、不器用で…でも一所懸命な、きっと誰もが共感できる人たちの11のお話。
文庫オリジナルって事で、ふと気が向いた時に持ち歩き、一つの物語ずつ読みました。 ゆっくり。 (こ…