rodolfo1さんの書評





アメリカ文学最後の秘密と呼ばれたルシア・ベルリンの最終短編集。22編のエピソード全てが常に死と滅びの予感をたたえながらも、鮮烈なイメージと多彩な色彩と生への喜びで彩られる。
ルシア・ベルリン作「楽園の夕べ」を読みました。本書で彼女がこの世に残した短編76編はほぼ網羅されたの…

黒い煙と澄んだ星空と。
『夏のどこかで』で、幼いころの「わたし」が隣家の少女と、のし歩いた町エルパソは、精錬所のある町。夕方…




「命は安い、だが楽しめもする」 (本書収録、作者の長男マーク・ベルリン著『物語こそがすべて』で引用されているメキシコの人生訓)
皆さま、あけましておめでとうございます。昨年中はお世話になりました。本年も、いろいろな本のことを教え…




和訳版三冊目の発行です。著者の作品はこれで80%程度カバーされました。
著者は生涯に七十六本の短篇を書いていて、没後に二冊の作品集が刊行され、評価が見直されています。日本で…




人生で色々やらかしてしまった者たちの物語
ルシア・ベルリンの三冊目です。 本書も、過去二冊と同様、著者が実際に経験したことをベースに、著…

母は本当にあったことを書いた。 わが家の逸話や思い出話は改変され、脚色され、編集され、 しまいにはどれが本当のできごとだったかわからなくなった。 それでいい、とルシアは言った。 物語こそがすべてなのだから。
ルシア・ベルリンの作品集第三弾。 原題は「Evening in Paradise」。 三冊続…





ルシア・ベルリン作品集第3弾!今回もよかった。すごく良かった。
訳者あとがきによると、ルシア・ベルリン(1936-2004)は生涯の76の短篇を書いたのだという。 …