千世さんの書評




私の働く事業所は、入院施設のある精神病院を併設し、私も精神疾患のある方を担当することがよくあります。こうした作品をきっかけに、ほんの少しでも、精神病院で一生を終える人々への理解が広がることを願います。
精神病院の入院患者たちの日常を描いた作品です。 彼らの毎日はどこかユーモアがあって温かく、…



暗いイメージで進みますが、何だか爽やかな読了感。感想が難しい作品でした。
初めましての作家さんです。現役の精神科医なんですね。 この作品、名前を聞いたことがあると思った…




タイトルのイメージと閉鎖病棟の中での生活の明るい描写のギャップにまず驚かされた
帚木蓬生の有名な作品の一つで、山本周五郎省を受賞し、2001年、2019年に映画化もされた。 日本…

映画化されましたね。
帚木 蓬生といえばぼくはこの一冊しか読んでないのだが、いろんなジャンルに挑戦する創作に意欲的な作家…





それぞれの患者のバックグラウンドに辛さ、哀しさがこみあげてくるが、最後は少しだけ光が差し込み、前向きになれる作品。
舞台は精神科。 そこで入院する患者さんのバックグラウンドは様々。罪を犯して来た人たちもいるし、家族…





ミステリー・医療小説など多彩な作品を白血病と闘いながら世に送り続けている作者の山本周五郎賞受賞作品。
物語は、深い事情のありそうな女子中学生の中絶にいたるシーンから暗い雰囲気のなか幕を開け、主要な登場人…




精神病院を舞台にした、暖かくも、どこか悲しさの漂う作品。結末は、暗い中に光が集まるような印象で、余韻がすごい。
精神病院を舞台に、入院者の生活が淡々と描かれている。アクシデントは有っても、日常は思っていた以上に温…



罪はどのように購うか、被害者と加害者の処遇については両者に深い溝があるのは当然だが、人の命の尊厳はどの方向からどのように見ればいいのだろう。医師の目でかかれた作品。
平成7年度 山本周五郎賞受賞作 犯罪を犯した人は、その状況によっては精神鑑定を受ける。最近は…




精神科の閉鎖病棟という独特の世界に住む人間たちの描写がいい。ほのぼのするのかと思いきや、殺人が起こったりする。帚木さんの本では2番目に面白かった。【80点】





現役精神科医が描く閉鎖病棟。温かく優しい文体と登場人物の明るく力強い人間らしさ、そして感動のラスト!!
とある精神科病棟。重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠ざけながらも、明るく生きようとする患者た…





過去を背負った患者が集う精神科病棟。家族や世間に疎まれても明るく生きようとする患者たち。その日常を破る、ある殺人事件。患者同士の絆と優しさに溢れる逸品。
社会が発展し「心が病む」という状態が珍しくなくなった現代においても 事件を起こした人間の過去に精神…




現役の精神科医が書かれた精神病棟を舞台とする物語。後半の息詰まる展開と胸に迫る結末は涙無くしては読むことができない。
精神科の開放病棟を舞台にそこに入院あるいは通院する人々の心の交流を描く。なぜ彼らがこの場所にいること…




精神病の特異な部分を記載しつつも、でも異常とは表現しない配慮があります。著者は現役の精神科医ということで、説得力があります。
題名から想像がつく通り、精神病院の話。 意外とあるようでない小説かも。 精神病の特異な部…