よみかさんの書評




手紙が生み出した生きる力
障害を持つ息子との旅先・蔵王で、勝沼亜紀が偶然同じゴンドラリフトに乗り合わせたのは、かつての夫・有馬…





ある特別な事情から別れた若い夫婦が10年後に偶然再会。それを機に始まった長々しい往復書簡で構成された小説です。引き込まれます。
考えてみれば、往復書簡という連絡手段自体、もう今の世では考えられませんね。 この本の初版が刊行され…



もの悲しいが暖かい小説
離婚した10年後に、思いもよらない場所で再会した元夫婦。それをきっかけに手紙のやりとりが始まる。離…



悲しみを振り返る往復書簡。愛しながら離れてしまった夫婦が、過去と現在を少しずつ知らせ合い、次第に傷が癒されていく。
男女の愛情というものは、人の形のようにお互いの想いの形は少しずつ違っている。すべて都合にいいように理…





初めて読んだ書簡体小説。大人の恋がありました。 #新潮文庫の100冊
夏だ!「新潮文庫の100冊2019」にチャレンジ! 参加書評です。 趣味は読書ですとそろそ…





『蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした。』名著を決定づけた心に残る書き出し。
不幸な事件を機に別れてしまった元夫婦の往復書簡。 勝沼亜紀は、息子とともに訪れた蔵王で元夫の有…

女は許せなかった、夫の裏切りを。それは若すぎたから?。紅葉映える蔵王にて再会する2人。男はどん底に落ち、女は辛い今を抱え…。そして、女は男に手紙を綴り始める。本書は書簡体で綴る魂の再生の物語
昭和60(単行本57)年刊。 女は許せなかった、男の裏切りを。それは、若すぎたためだっ…





生きていることと、死んでいることとは、もしかしたら同じことかもしれない(本文より)
今では文壇の長老の気分さえある宮本輝の、この作品は初期に書かれた作品ながら、宮本輝文学の世界観が凝縮…


秋、蔵王の山の美しい紅葉の中、かつて、不倫が原因で別れた夫婦であった二人が偶然にも再開する。 「何故、私たちは、別れなければならなかったのですか。」 二人の間で始まる往復書簡で語られる、夫婦の間の物語。
かつて、不倫が原因で別れた夫婦の往復書簡で、語られる、夫婦の間の物語。 「なぜ私たちは別れなけ…





書簡体文学の代表作。手紙は偉大だ。
蔵王のゴンドラ・リフトで再会した37歳の男と35歳の女は、かつて夫婦だった。 10年前の事件が二人…




人生に“たられば”なし。ただ目の前にある道を歩くだけ。それだけの話。 そんな風に感じる作品です。 読んで良かったわ(〃∇〃)
何十年も前に読んだか読んでいないか・・それすらも覚えていませんが。読書友達に薦められて久しぶりに宮本…




こんな手紙をかける人はいません。
往復書簡という形式で、離婚した元夫婦の心の交流が描かれている秀作。 偶然にも紅葉に染まる蔵…


良くも悪くも「綺麗な話」ではなかった。
タイトルが綺麗で、レビューの評価がとてもよかったこともあり、かなり期待していたのだが・・・。個人的に…





秋の訪れを感じる一冊
今年は台風18号が夏の名残りを連れさったようで、朝夕と急に涼しくなりました。空は高く雲も細くなり、…




元夫婦が10年ぶりに再会。手紙でのやり取りのみ。手紙ならではの思いの伝え方がいい。携帯電話世代の私のような人間にとって、手紙がうらやましく感じられました。最高の恋愛小説。




読後感がなんとはなく温かい小春日和の様な心持になるのはおそらく二人の強さがそこはかとなく漂ってくるからでありましょう。受け入れることの強さというものが本書から感じることができるのであります。
大阪にある本屋さん「本は人生のおやつです!」(=略して「本おや」)という変わった名前の本屋さんに購入…





泣きたい時に読む一冊。
宮本輝さんの才能を堪能できる、まさに珠玉の小説です。 ただひたすら手紙のやり取りの中に、主人公と元…



書簡形式で語られる、男女の過去と現在と未来。一度は別れた二人が偶然に再会し、手紙のやり取りが始まる。
随分とまぁ古い本を…昭和60年とか僕まだ生まれてないや。 常に面白そうな本を探しており、ネット…





秋になると思い出す、美しい日本語の小説。私にとって人生のお供の本になるような気がします。
運命的な事件ゆえ愛し合いながらも離婚した2人が、紅葉に染まる蔵王で十年の歳月を隔て再会した。そして、…





「生命の不思議なからくり」なるほど。過去を乗り越えて、現在の人生があるのだ。ちっぽけかもしれないが、積み重ねられた大切なものなのだ。しかし、亜紀さんには幸せな形で終わって欲しかった。それだけが心残り。




手紙のやり取りだけで分かってゆく過去や現在の話に引き込まれた。本当に好きになった人や好きにだった人にこんな誠実で情熱的だけど冷静な手紙を書ける人になりたいと思った。丁寧な日本語がとても気持ちよかった。




かつて夫婦だった二人。愛し合いながらも傷つき離婚し、10年の歳月が流れた。 偶然旅行先の紅葉に染まる蔵王で再会した二人は手紙の交換を始める…。
全てが二人の往復書簡で綴られていく物語。 再会した際の有馬の風貌の変わりようが激しく、あまりに気に…




メールが一般的になり、「手紙」を書くことはめずらしくなってしまいました。でも、この本に出てくるような手紙は、やはりメールではなく手紙でなくてはならないのです。素敵な書簡集でもあります。
書簡形式の小説です。10年前に離婚した男女が、偶然、蔵王でひとつのゴンドラ・リフトに乗り合わせます…





夫の不可解な心中未遂事件の為に、離婚し、お互いに全く違う人生を歩んでいた二人が、ある日突然の再会を果たす。
夫の不可解な心中未遂事件の為に、離婚し、お互いに全く違う人生を歩んでいた二人が、ある日突然の再会を…