白パラガスさんの書評




17歳の高校生という多感な時期の,母と妹とのかけがえのない生活。それを邪魔する絶対悪に対して,ひとり孤独に闘うことを決意する。少年の胸に,青い炎が宿る。「感動的な完全犯罪」を描く作品がここにある。
静かな激怒が,ひたひたと心を満たしていく。それは,今までの,真っ赤な炎のような怒りとは,異なってい…
投票(25)コメント(0)2018-10-29



twitter で角川文庫編集部が、〈貴志祐介作品電子書籍読み放題フェア開催中〉とツイートしていたので、kindle unlimited で読んでみた。
twitter で角川文庫編集部が、〈貴志祐介作品電子書籍読み放題フェア開催中〉とツイートしていたの…



頭が良くて家族思いの、本当は平凡な高校生。しかし、彼の怒りの炎を消すことは誰にもできませんでした。頭が良すぎて家族を思いすぎるが故の犯行と悲劇。彼の嘘に気づきながら、彼を好きになる少女の存在が悲しい。
勉強ができて、家族思いで、自転車が好きで、どこにでもいる少年の1人にすぎなかったのでしょう。父を亡…





かつてこんなにも切ない犯罪者がいただろうか。
懸命に生きる、貧しくても幸せな家庭・・・。 その平穏を揺るがす事態に陥ったとき、あなたならどのよう…