ヤドリギさんの書評




読んで二度楽しい♪「変身」カフカによる大人のためのお伽話
難解とされるカフカの文学であるが、意味や解釈を探る前に摩訶不思議ワールドを存分に楽しもう。 小…

すっきりとわかる話はひとつもなくて、どれも「は?」「え?」と、首をひねる話ばかり。百人が読めば百通りの読み方があり、同じ人でも三回読めば三回とも違う世界が見えるだろう。
276ページの文庫本に、20の短編が収められている。 最も短い 「夜に」 は、1ページに満たな…



世に出てしまった作品は、作者の意図に関わらず読み手の解釈に委ねられる。夢日記のようにも見えるカフカ短編集。それをどう解釈するか。カフカは墓の下でそれをどう思っているのか。
すでに40年以上経ってしまった。思い出すと、少し恥ずかしくもあり、懐かしくもある。 高校時代。…

最近、自分や周りの人が突如、毒虫に変身したような気がしているのは私だけでしょうか。おかしいですね、そんなはずはないのに・・・
カフカの「変身」が今読みたい。 今読んでいる本はカフカの「変身」である。 あの不条理極まりないお…




解釈より感覚にひたりたくなる、短編の醍醐味!
なにこれ、面白い。とにかく読み終わった後の余韻がいい!まさに短編の醍醐味。 表紙にある通り、解釈よ…





人生のスラップスティック
「この永い年月のあいだ、どうして私以外の誰ひとり、中に入れてくれといって来なかったのです?」 い…



丁寧な訳文で抽出された、二十世紀文学の巨星フランツ・カフカの精髄が味わえる珠玉の短篇集。
最近、ドイツ文学者の池内紀氏が翻訳と編纂を担った「カフカ短篇集」(岩波文庫)を少しずつ読んでいる。…





今も変わらぬ魅力を放つカフカの短編集。特に『流刑地にて』について。
僕らは日々、小さな挫折や失望を繰り返している。物事が思いどおりにゆく人など世の中にはほんのわずかだ…




あえて理解しようとしない読書の愉しみ。
カフカは大昔に変身を読んで以来となる。 不条理小説は、同じ時期に読んだカミュの異邦人の印象がいいの…
カフカの短編の代表作である「流刑地にて」などを収録。わずか1ページ~2ページ弱の小品にもカフカらしさがあります。
カフカって言うと難しそうってイメージがあってなかなかとっつきにくいと思います。 そんなあな…