たけぞうさん
レビュアー:
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実は回転寿司のヘビーユーザーです。
週に一回は回転寿司に行きます。
たまに行かない週もありますが、土日のどちらかはたいていお世話になります。
ベースは百円寿司で、たまに普通の回転寿司がローテーションに入ります。
ここ数年そんな状態なのですが、わたしと娘はお寿司を飽きないので不思議です。
家族で図書館に行った時に、娘がこの本を借りました。
なかなか教育が浸透しております。
著者はフリーのライターで、水産関係に強い人とのことです。
全部で七章です。
赤身、白身、光もの、貝類、イカ・タコ、エビ・カニ、魚卵・その他に分類しています。
「寿司ネタの通になる」というタイトルですが、さすがに毎週通っているわたしが読むと驚いたネタはありません。
でも一つ一つに丁寧な解説があるので、非常に興味深く読みました。
たとえば最初のネタのかつお。
土佐の一本釣りに加え、石巻の旋網漁で獲った「金華かつお」、枕崎の曳き縄漁法による「日もどりかつお」が紹介されています。
水揚げ先の地図もあり、どこの漁港に入るのかも一目瞭然です。
かつおは、石巻・いわき・勝浦・和歌山・高知・日南・枕崎といった港で揚がるようです。
二つ目のネタはノルウェーサーモン。
養殖の状況が解説されています。
養殖池のそばには、雪に覆われたフィヨルドが海に突っ込み、美しさを堪能してしまいました。
写真も多いし、記事も本格的なので寿司好きとしてはたまらない一冊です。
最後に、子持ちコンブで海の資源の枯渇を感じました。
北海道のニシン御殿は明治の頃のお話です。
資源コントロールの結果、最近は国産のニシンも少し見られるようですが、激減の原因はありました。
北アメリカで、どう考えても獲り過ぎですね。
コラ。ジョージ。そんなにいっぱいニシンの卵を獲ったらダメじゃん。
大きく育ててから食べようよ。
などと書きつつ、数の子を輸入してまで食べている日本人って、いかんなあと思ったりしました。
わたし、基本的に何でもOKですが、特にサーモンと光りものが好物です。
たまに行かない週もありますが、土日のどちらかはたいていお世話になります。
ベースは百円寿司で、たまに普通の回転寿司がローテーションに入ります。
ここ数年そんな状態なのですが、わたしと娘はお寿司を飽きないので不思議です。
家族で図書館に行った時に、娘がこの本を借りました。
なかなか教育が浸透しております。
著者はフリーのライターで、水産関係に強い人とのことです。
全部で七章です。
赤身、白身、光もの、貝類、イカ・タコ、エビ・カニ、魚卵・その他に分類しています。
「寿司ネタの通になる」というタイトルですが、さすがに毎週通っているわたしが読むと驚いたネタはありません。
でも一つ一つに丁寧な解説があるので、非常に興味深く読みました。
たとえば最初のネタのかつお。
土佐の一本釣りに加え、石巻の旋網漁で獲った「金華かつお」、枕崎の曳き縄漁法による「日もどりかつお」が紹介されています。
水揚げ先の地図もあり、どこの漁港に入るのかも一目瞭然です。
かつおは、石巻・いわき・勝浦・和歌山・高知・日南・枕崎といった港で揚がるようです。
二つ目のネタはノルウェーサーモン。
養殖の状況が解説されています。
養殖池のそばには、雪に覆われたフィヨルドが海に突っ込み、美しさを堪能してしまいました。
写真も多いし、記事も本格的なので寿司好きとしてはたまらない一冊です。
最後に、子持ちコンブで海の資源の枯渇を感じました。
北海道のニシン御殿は明治の頃のお話です。
資源コントロールの結果、最近は国産のニシンも少し見られるようですが、激減の原因はありました。
北アメリカで、どう考えても獲り過ぎですね。
コラ。ジョージ。そんなにいっぱいニシンの卵を獲ったらダメじゃん。
大きく育ててから食べようよ。
などと書きつつ、数の子を輸入してまで食べている日本人って、いかんなあと思ったりしました。
わたし、基本的に何でもOKですが、特にサーモンと光りものが好物です。
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ふとしたことで始めた書評書き。読んだ感覚が違うことを知るのは、とても大事だと思うようになりました。本が好き! の場と、参加している皆さんのおかげです。
星の数は自分のお気に入り度で、趣味や主観に基づいています。たとえ自分の趣味に合わなくても、作品の特徴を書評で分かるようにしようと務めています。星が低くても作品がつまらないという意味ではありません。
自己紹介ページの二番目のアドレスは「飲んでみた」の書評です。
三番目のアドレスは「お絵描き書評の部屋」で、皆さんの「描いてみた」が読めます。
四番目のアドレスは「作ってみた」の書評です。
よかったらのぞいてみて下さい。
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- 出版社:祥伝社
- ページ数:140
- ISBN:9784396620509
- 発売日:2010年03月16日
- 価格:1680円
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