茜さん
レビュアー:
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列車時刻表を駆使したリアリスティックな状況設定で、推理小説界に“社会派ミステリー”の新風を吹きこみ、史上空前の推理小説ブームをまきおこした名作。
九州博多付近の海岸で発生した、一見完璧に近い動機のある、役人と料亭の女との心中事件。
その裏にひそむ恐るべき奸計。
汚職にからんだ複雑な背景と、殺害時刻に容疑者は北海道にいたという鉄壁のアリバイの前に立ちすくむ捜査陣……。
松本清張は初めて読みます。
私は松本清張氏と言えばテレビドラマのサスペンス劇場のイメージなんですが間違っているかもしれない。
松本清張氏のドラマを見たのは武井咲が主演だった「黒革の手帖」だけです。
昔、ビートたけし氏でドラマがあったみたいでちょっと見てみたいです。
さて、本書は松本清張氏の最初の長編推理小説ということです。
読後の感想としてはスッキリしなくて虚しいと言えば良いかな。
主にアリバイ崩しがメインに書かれていて、それはそれで面白いんですがアリバイを崩したと思ったら犯人は。。。
まさかの展開で作中に出てくる鳥飼重太郎のような気持ちになりました。
逆にこういう終わり方の方が記憶に残るのかもしれないなぁとも思いました。
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天然系変人B型♀です。ブログに読んだ本の忘備録を書いてます。
初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな
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- 出版社:新潮社
- ページ数:262
- ISBN:9784101109183
- 発売日:1971年05月25日
- 価格:460円
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