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はるまさん
はるま
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東北を描く5編からなる短編集
初めて彩瀬まるさんの作品を読んだのが、8年前の「桜の下で待っている」です 本作はその続編のようねテイストです 5編からなら短編集 舞台は東北です
僕自身は馴染みの薄い地域なんですが、当該地方の方にとっては、嬉しいでしょうね かの震災復興後(まだまだ本質的には途中なんだろうけどね) 作家として描くことで復興を応援するという熱い想いすら感じさせられる著者の矜持は敬服です 大切なもの、人、絆など、その存在が感じられる5編ですね 「あたたかな地層」に登場する作家の藍井さんの想い 「。。。ちょうどいい日陰を作る、木のような。物語の中に入って休憩し、気力が戻ったらまたそろりそろりと現実に付き合う。そういう、日常の休憩所になる本を作れたらいいと思います」〜引用 これはまさに、登場人物を装っての彩瀬さん自身の心の声ではないのかなぁなんて思いましたね 他にも「ひとひらの羽」に出てくる男女の淡い恋物語にも心染み入りましたね 彩瀬作品をこれからも堪能したいな
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はるま
はるま さん本が好き!1級(書評数:353 件)

はじめまして
お友達からの紹介でやってきました
年間目標が120冊で ぼちぼち読書してます
特にジャンルはなく、読みますが ほぼ小説ですね

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