茜さん
レビュアー:
▼
ろうの作家による話題の歴史フィクション『目で見ることばで話をさせて』続編。
マーサズ・ヴィンヤード島に暮らす14歳のメアリーは、ボストンの屋敷に囚われたろうの少女を助け、手話を教えてほしいと、依頼を受ける。
希望を胸に旅立ったメアリーだが、屋敷は大いなる秘密を抱えていた。
少女は誰なのか、救いだすことはできるのか。
本書は「目で見ることばで話をさせて」の続編です。
前作と同様に手話の部分はでくくってあり、声での会話は「」で、声と同時に手話で話す部分は《》で書かれていて、それがとてもスムーズに読めるのが良いと思いました。
前作で誘拐されて、今はマーサズ・ヴィンヤード島に戻った、メアリーの元に一通の手紙が届きます。
ヴェイル屋敷という立派な屋敷に閉じ込められた少女を助けて欲しいという主旨の手紙です。
少女は正気を失い乱暴だといわれています。大きな声で叫び、舌を打ち奇妙な音を立てます。~中略~ でも、わたしは、少女がろうあ者だと気づきました。
この少女は屋敷の主人の親戚だというのに非常に辛い目に遭っているという具合。
屋敷の執事がこれまた極悪人かと思うほどの人物でイライラさせられました。
しかし、メアリーと少女が意思疎通出来た時はすごく嬉しかったです。
三作目もすでに出版されているとのことで読みたいけれど、翻訳されるのか気になります。
投票する
投票するには、ログインしてください。
天然系変人B型♀です。ブログに読んだ本の忘備録を書いてます。
初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな
読む本は表紙or題名or興味が沸いた本を選んでいますのでジャンルは雑多です。
暇な時はネット徘徊or読書orゲームしてます。
トライポフォビア^^;
豆腐メンタルです。。。
*過度な書評の誤字脱字の執拗な指摘、書評の文章への指摘は「迷惑行為」ですのでやめてくださいね^^;
キャッチコピーだけの方、読書記録用で他の方への投票を行わない方は投票出来ないのでごめんなさい。
icon⇒ノーコピーガール様@nocopyrightgirl
この書評へのコメント

コメントするには、ログインしてください。
書評一覧を取得中。。。
- 出版社:岩波書店
- ページ数:0
- ISBN:9784001160543
- 発売日:2025年02月28日
- 価格:2420円
- Amazonで買う
- カーリルで図書館の蔵書を調べる
- あなた
- この書籍の平均
- この書評
※ログインすると、あなたとこの書評の位置関係がわかります。























