何人かの作家さんの積読状態を見せて頂き、その辺りに関するお話もうかがおうという本であります。
いや~、皆様、盛大に積んでおります。
ここまでになってしまうと、これは解消は不可能だろうなぁ……という方も。
もう良いんじゃないですかね、ここまで来ちゃったら。
何よりも皆さん、蔵書数がすごいです。いや、うらやましい。
積読か既読か問わず、そもそもこれだけの本を所有できてしまうという事自体がうらやましい限りであります。
分かるんですよねぇ。欲しい本は即、買え! というのは。
んで、潤沢に資金と保管場所があれば、次から次へと買ってしまい、当然のごとく積読になるというのも十分に理解できます。
それができてしまうのがうらやましい限りであります。
色んな方が紹介されているのですが、私はその中では角田光代さんに近いと感じました。
彼女は「あまり積読したくない派」だそうで、積読してある本がもう一生読めないのだと思うとつらくなるからだそうです。いや、とってもよく分かります。
ということで、角田さん、物凄い数の蔵書をお持ちなのですが(立派な書棚のあるお宅でこれまたうらやましいわ)、積読本はほとんどないのだとか。
実は私は現状、積読本ゼロであります(どうしても読めずに放置してある本は一冊だけあるのですが)。私も以前から角田さん同様、積読はあまりしたくない派で、買った本は歯を食いしばってでも読む派だったので、自然と積読本は発生せず、加えて、現在は保有スペースの関係から、買う本はごくごく限られており専ら図書館から借りて来て読んでいるので積読本が発生しようがないのです。
でも、積読本を持っている安心感というか幸せは十分に理解できるところです。
マライ・メントラインさんも紹介されているのですが、ドイツ語には『積読』に当たる言葉は無いのだそうです。いや、本書によれば、ドイツ語に関わらず、『積読』に該当する言葉がある言語ってあまりないそうなのです。
もうTSUNDOKUで通じちゃうのだとか(あらま~)。
まあ、積読の状態は人それぞれなのですが、やはり本を床に積み始めると加速度的にえらいことになるようです。あるいは、書棚に入れるにしても手前と奥二段入れを始めるとこれまた……。
ということなので、積読のあるなしに関わらず、それだけは絶対にやるまいと固く誓っているのでありました。
積読状態も大変興味深いですが、何よりも素晴らしい蔵書を拝見できるのはとてもうれしいことでありました。
読了時間メーター
□□ 楽勝(1日はかからない、概ね数時間でOK)/143ページ:2025/04/04
この書評へのコメント