茜さん
レビュアー:
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蜃気楼の村マコンドを開墾しながら、愛なき世界を生きる孤独な一族の歴史を描いた一大サーガ。
奇妙な寒村を開墾しながら孤独に生きる一族。その宿命を描いた、目も眩む百年の物語。
1967年にアルゼンチンのスダメリカナ社から刊行されて以来、世界の名だたる作家たちが賛辞を惜しまず、その影響下にあることを公言している世界文学屈指の名著。
現在までに46の言語に翻訳され、5000万部発行されている世界的ベストセラー。
「マジック・リアリズム」というキーワードとともに文学シーンに巨大な影響を与え続けている。
2022年にはNETFLIXが映像化の権利獲得を発表、大きな話題を呼んた。
SNSなどで話題となった50年という時間を要した文庫化。
一切の情報を遮断して読みましたが奇妙な物語でした。
これがマジック・リアリズムというやつなのかと思いながら読了。
架空の村であるマコンドがやがて村から市へと大きくなっていく中でブエンディア一族が辿る栄枯盛衰の運命。
それは何と百年も前から予言されていたというくだりに辿り着くと啞然となりました。
また五年近い大洪水と十年余りの旱魃は聖書に出てくるようなストーリーだ。
そして、同じような名前が何度も子供に付けられるのでこの名前はどの子だ?と考えながら読みました。
「人間は、死すべきときに死なず、ただ、その時期が来たら死ぬんだとね」というセリフが心に残りました。
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天然系変人B型♀です。ブログに読んだ本の忘備録を書いてます。
初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな
読む本は表紙or題名or興味が沸いた本を選んでいますのでジャンルは雑多です。
暇な時はネット徘徊or読書orゲームしてます。
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- 出版社:新潮社
- ページ数:0
- ISBN:9784102052129
- 発売日:2024年06月26日
- 価格:1375円
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