茜さん
レビュアー:
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疾走する想像力で注目を集める新芥川賞作家が描く、馬と人類の壮大な歴史をめぐる物語。
太古の時代。
「乗れ!」という声に導かれて人が初めて馬に乗った日から、驚異の物語は始まる。
この出逢いによって人は限りなく遠くまで移動できるようになった――
人間を“今のような人間”にしたのは馬なのだ。
そこから人馬一体の歴史は現代まで脈々と続き、しかしいつしか人は己だけが賢い動物であるとの妄想に囚われてしまった。
現代で競馬実況を生業とする、馬を愛する「わたし」は、人類と馬との関係を取り戻すため、そして愛する牝馬号に近づくため、両者に起こったあらゆる歴史を学ぼうと「これまで存在したすべての牡馬」たる男を訪ねるのだった――。
はっきり言うと微妙でした。
JRAの決まり(正確にはパリ協定)で馬の名前のアルファベット数は18文字までと決まっていて、日本ではカナ文字にすると9文字となりますが、それが本作では10文字になったということでストーリーが始まるのですが、読み進めるとそのことは全然関係のない話しになっていて何を読まされているのかわからなくなりました。
冒頭から、もしかしてこの本は私には合わないんじゃないかと思っていたら案の定でした。
それでも読み始めたからには最後まで読まないと気が済まない性質なので読みましたが。。。
これを面白いと感じるかどうかは読む人次第かなぁと思いますが私には合いませんでした。
それでも1つだけ収獲があったのは「ウ」に濁点がついた「ヴ」の使用が認められたのは1990年だということ。
有名な競走馬で言えばオルフェーヴル、エアグルーヴ、アドマイヤグルーヴ、ヴィルシーナなどなど。。。
私の読解力の無さであとは何か良くわからない話しでした^^;
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天然系変人B型♀です。ブログに読んだ本の忘備録を書いてます。
初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな
読む本は表紙or題名or興味が沸いた本を選んでいますのでジャンルは雑多です。
暇な時はネット徘徊or読書orゲームしてます。
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