茜さん
レビュアー:
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テロリズムとは何か、テロリストとは誰か、テロの恐怖とそれを乗り越えるにはどうしたらよいのか
2015年1月7日、フランスの新聞社をテロリストが襲撃し、編集長や風刺画家ら12名が殺害されるという一連のテロ事件がおきました。
このシャルリー・エブド事件のインパクトは、世界中の人々に表現の自由とは何かを改めて考えさせることとなりました。
本書はこの出来事を受け止めたフランスの著名作家が、娘との対話の形をとりながら、テロリズムとは何か、テロリストとは誰か、テロの恐怖とそれを乗り越えるにはどうしたらよいのかをめぐって、真剣に思索を深めていきます。
はっきり言うとこれは子供に伝えるというタイトルが間違っているのではないかと思う内容でした。
私の感覚からすると子供と言われると小学生くらいの子、または中学生くらいの感覚なのですが著者の娘さんがいくつなのかはわからないけれど、娘との対話方式にしては話しが難しく高校生くらいのティーンエイジャーに説明している感じです。
著者自身がムスリムであるからなのかテロの話しというよりはイスラム教やジハードと言った単語が頻繁に出てくる。
ある意味で言えばテロはどうして起こるのかという始めの一歩からの説明なので、読んでいるこちら側としてはそれはいいからという感じになってしまう。
実際、テロやテロリストのことを知りたいけれどそこから始めないといけないのかと億劫になりました。
物事には順序があるのはわかるけれど、いついつどこどこで誰々がとか、どの宗教の誰がとか何々をしてとか言われても子供には理解出来ないと思うんだけれど。。。
私も20日間くらいに小分けにして読みました。決して子供向けではありません。
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初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな
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- 出版社:柏書房
- ページ数:0
- ISBN:9784760154913
- 発売日:2022年11月29日
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