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ラビーさん
ラビー
レビュアー:
文明開化、アヤカシ譚。どんなアヤカシに会えるのかな、ドキドキ。
主人公の少女、花岡イカル(13歳)は、大阪の道具屋の娘だったのだけれど、
父が亡くなり、母も亡くなり、東京の親戚の家で暮らすことになる。

東京に来て、お世話になる大澤家、ご主人の行衛(ゆきえ)奥様の登勢(とせ)という老夫婦。
ちょっとだけ年上のいとこトヨ。

トヨの案内で、博物館に行くと、物語が動き出す。

イカルが博物館のバックヤードのバックヤード(笑)ともいうような、蔵で、
荷物整理の手伝いをすることになる。

帳簿とモノを照らし合わせてチェックしていくと、
ひとつだけ、無いものがあった。

蔵のかぎが壊されて、泥棒が入ったらしい、なくなったものは「黒手匣」というものらしい。

好奇心旺盛のイカルと上司のトノサマ、先輩のアキラ、黒手匣を探し、
黒手匣の謎に迫る(笑

前半の登場人物の紹介とか、舞台となる場所の説明が詳しい。
う~ん、頭の中に映像で広がる感じだ。
イカル、トノサマ、アキラ(みんなカタカナだ・笑)の姿も想像してしまう感じだ。
相関図も地図もなくて大丈夫、知ってるし、状態になる。

事件はちょっと駆け足感が・・・もったいないっ

ちょっと不思議な結末になるのだけれど、サブタイトルの「怪異研究事始め」
になるほどな・・・っと思う。
これは、続刊が楽しみな1冊でした。

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ラビー
ラビー さん本が好き!1級(書評数:511 件)

本を読むことが好きです。
並べるのも、積むのも好きです(笑
ミステリーと軽めのホラーが好みです。
好きな作家は、三津田信三さんです♪

2011年9月からスタート。

200冊に到達しました(2015/1/22)「バチカン奇跡調査官」
250冊に到達!(2016/03/03)「アリスとキャロルのパズルランド 不思議の国の謎解きブック 」
300冊に到達!(2017/09/07)「拝み屋怪談 来たるべき災禍」

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参考になる:21票
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この書評へのコメント

  1. ef2022-02-05 11:24

    先日読みました~。とても読みやすい一冊でした。

  2. ラビー2022-02-05 11:39

    efさま
    私も、読みやすかったです。
    サクサク読めて、2時間ドラマ見てるみたいでした(笑

  3. 祐太郎2022-02-05 20:18

    そうなですよ、後半が、後半が・・・。

  4. ラビー2022-02-06 09:59

    祐太郎さま
    前半の脳内映像化からの駆け足が・・・
    あとこれだけしかページないのにぃ・・(笑

  5. No Image

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