yukoさん
レビュアー:
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死体のそばにあるチェスナットマン(栗人形)の意味は一体・・・?
1989年10月、秋のある日。
赤や黄色に染まった木の葉が舞う森の中の農場へ、柵を壊して牛や豚が逃げ出したことを注意しに訪れた警官が、そこに住む一家...十代の少女と少年、その母親が惨殺されているのを発見し、救急車と応援を要請した時、数え切れないほどのチェスナットマン(栗人形)を見つける場面から物語は始まります。
そして物語は現在の10月へ。
シングルマザーの歯科衛生士が生きたまま手首を切り落とされ殺されます。
コペンハーゲン重大犯罪課の刑事、シングルマザーでひとりで娘を育てているナヤ・トゥリーンが捜査に当たります。
相棒はユーロポールで不祥事を起こし、古巣のコペンハーゲン警察へ戻されたヘスという男。
到着して早々、早くユーロポールに戻りたくて仕事を一切やる気のないヘスにいらつくトゥリーンでしたが、彼女はサイバー犯罪課へ異動願を上司に伝えており、この事件が重大犯罪課での最後の仕事かもと割り切ってヘスは当てにせずひとりで捜査を進めていきます。
場面は変わって、社会問題大臣のローサ・ハートンは1年ぶりにその職に復帰しようとしていました。
彼女の娘のクリスティーネはクラブ帰りに誘拐され、性犯罪の前科があったリーヌスという男が逮捕され、自宅からクリスティーネの血痕のついた鉈が発見。
リーヌスはクリスティーネを暴行の上殺害、遺体はバラバラにして森に埋めたと自白したものの、度重なる捜索にも関わらずクリスティーネの遺体の一部たりともまだ発見されていませんでした。
復帰して直ぐに脅迫や嫌がらせを受けるローサ。
そして第二の殺人が起き、今度は片手だけでなく両手が切り落とされた女性が発見されます。
第一の殺人、第二の殺人、両方共の現場に残されていたチェスナットマン(栗人形)
そしてそのチェスナットマンにはローサの誘拐され殺害された娘、クリスティーネの指紋が・・・
真犯人はクリスティーネの事件と関りがあるのか?
クリスティーネ殺しの罪で逮捕された男は一体?
だんだんと互いを信頼するようになっていくヘスとトゥリーン、
娘はまだ生きているのではという望みを捨てきれないローサとその夫のスティーン、、
クリスティーネ事件は解決した、自分に落ち度は一つもないと思っている課長のニュランダ、
様々な人の思惑はチェスナットマンに翻弄されるのです・・・
ゴールデンウィーク、図書館から借りてきている本がどれもあま面白くなく、久しぶりに本屋さんをうろうろして見つけたこの本。
『THE KILLING』の脚本・制作を担当した人の作家デビュー作と書いてあり、
『THE KILLING』も本で読んだだけで映像は見たことがなかったのですが、なかなか面白かったしなーと期待して買いました。
結果、ゴールデンウィーク後半、かなり楽しめました。
結構分厚いなーと思っていたのですが、一章一章が非常に短く、さすがは脚本家、最初から映像作品に、と思って書いているかのように場面転換がすばやくて非常に読みやすかったです。
読んでいて常に映像がぱぱっと頭に浮かぶ感じがして。
次々起こる殺人事件は凄惨で、シングルマザーが殺されてそのあとの子供たちはどうなるのだろうというところが心配になったり、生きたまま手首を切断されるなどかなり痛々しいシーンもあり、でも、誰が何のために事件を起こしているのか?死んだと思われているクリスティーネと事件との関係は?そもそもチェスナットマンが意味することは何?
と、後半特にぐいぐい引き込まれて読むのをなかなかやめられず睡眠不足に・・・
また事件そのものもだけれど、上司もよくできるとは認めているものの扱いにくいと煙たく思われているトゥリーンと、ほんの少し滞在するだけですぐユーロポールに戻るつもりで献身的に捜査に協力しようとしないヘスが、どうやって歩み寄っていくのかといったところも興味深く読み進めることができました。
これ、ネットフリックスで映像化されているんですね~
見たいなぁ・・・
でも我が家はネットフリックス加入してない!
そして本読む時間も以前ほどとれなくてしんどいのに、ドラマをサブスクに加入してまで見る暇はない~
トゥリーンの「おじいちゃん」がいかにもいわくありそうな、そして娘の父親の話も出てこない、
ヘスの過去については最後ちらっと出てくるけれど、これまた謎が多そう。
そして何よりラスト、めちゃくちゃ嫌な終わり方で・・・
絶対続きあるんでしょうねって感じ。
ぜひとも続き、読みたいものです!
赤や黄色に染まった木の葉が舞う森の中の農場へ、柵を壊して牛や豚が逃げ出したことを注意しに訪れた警官が、そこに住む一家...十代の少女と少年、その母親が惨殺されているのを発見し、救急車と応援を要請した時、数え切れないほどのチェスナットマン(栗人形)を見つける場面から物語は始まります。
そして物語は現在の10月へ。
シングルマザーの歯科衛生士が生きたまま手首を切り落とされ殺されます。
コペンハーゲン重大犯罪課の刑事、シングルマザーでひとりで娘を育てているナヤ・トゥリーンが捜査に当たります。
相棒はユーロポールで不祥事を起こし、古巣のコペンハーゲン警察へ戻されたヘスという男。
到着して早々、早くユーロポールに戻りたくて仕事を一切やる気のないヘスにいらつくトゥリーンでしたが、彼女はサイバー犯罪課へ異動願を上司に伝えており、この事件が重大犯罪課での最後の仕事かもと割り切ってヘスは当てにせずひとりで捜査を進めていきます。
場面は変わって、社会問題大臣のローサ・ハートンは1年ぶりにその職に復帰しようとしていました。
彼女の娘のクリスティーネはクラブ帰りに誘拐され、性犯罪の前科があったリーヌスという男が逮捕され、自宅からクリスティーネの血痕のついた鉈が発見。
リーヌスはクリスティーネを暴行の上殺害、遺体はバラバラにして森に埋めたと自白したものの、度重なる捜索にも関わらずクリスティーネの遺体の一部たりともまだ発見されていませんでした。
復帰して直ぐに脅迫や嫌がらせを受けるローサ。
そして第二の殺人が起き、今度は片手だけでなく両手が切り落とされた女性が発見されます。
第一の殺人、第二の殺人、両方共の現場に残されていたチェスナットマン(栗人形)
そしてそのチェスナットマンにはローサの誘拐され殺害された娘、クリスティーネの指紋が・・・
真犯人はクリスティーネの事件と関りがあるのか?
クリスティーネ殺しの罪で逮捕された男は一体?
だんだんと互いを信頼するようになっていくヘスとトゥリーン、
娘はまだ生きているのではという望みを捨てきれないローサとその夫のスティーン、、
クリスティーネ事件は解決した、自分に落ち度は一つもないと思っている課長のニュランダ、
様々な人の思惑はチェスナットマンに翻弄されるのです・・・
ゴールデンウィーク、図書館から借りてきている本がどれもあま面白くなく、久しぶりに本屋さんをうろうろして見つけたこの本。
『THE KILLING』の脚本・制作を担当した人の作家デビュー作と書いてあり、
『THE KILLING』も本で読んだだけで映像は見たことがなかったのですが、なかなか面白かったしなーと期待して買いました。
結果、ゴールデンウィーク後半、かなり楽しめました。
結構分厚いなーと思っていたのですが、一章一章が非常に短く、さすがは脚本家、最初から映像作品に、と思って書いているかのように場面転換がすばやくて非常に読みやすかったです。
読んでいて常に映像がぱぱっと頭に浮かぶ感じがして。
次々起こる殺人事件は凄惨で、シングルマザーが殺されてそのあとの子供たちはどうなるのだろうというところが心配になったり、生きたまま手首を切断されるなどかなり痛々しいシーンもあり、でも、誰が何のために事件を起こしているのか?死んだと思われているクリスティーネと事件との関係は?そもそもチェスナットマンが意味することは何?
と、後半特にぐいぐい引き込まれて読むのをなかなかやめられず睡眠不足に・・・
また事件そのものもだけれど、上司もよくできるとは認めているものの扱いにくいと煙たく思われているトゥリーンと、ほんの少し滞在するだけですぐユーロポールに戻るつもりで献身的に捜査に協力しようとしないヘスが、どうやって歩み寄っていくのかといったところも興味深く読み進めることができました。
これ、ネットフリックスで映像化されているんですね~
見たいなぁ・・・
でも我が家はネットフリックス加入してない!
そして本読む時間も以前ほどとれなくてしんどいのに、ドラマをサブスクに加入してまで見る暇はない~
トゥリーンの「おじいちゃん」がいかにもいわくありそうな、そして娘の父親の話も出てこない、
ヘスの過去については最後ちらっと出てくるけれど、これまた謎が多そう。
そして何よりラスト、めちゃくちゃ嫌な終わり方で・・・
絶対続きあるんでしょうねって感じ。
ぜひとも続き、読みたいものです!
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仕事のことで鬱状態が続いており全く本が読めなかったのですが、ぼちぼち読めるようになってきました!
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- 出版社:ハーパーコリンズ・ジャパン
- ページ数:0
- ISBN:9784596541598
- 発売日:2021年07月16日
- 価格:1158円
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