茜さん
レビュアー:
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将棋界初の女性プロ棋士を目指す二人の天才を描く、青春純愛小説!
将棋のプロ棋士を目指す者たちにとっての最後の難関、奨励会三段リーグ。
観戦記者の佐竹亜弓は、そこですべてを賭けて戦う二人の女性と出会う。
永世飛王を祖父に持つ天才少女・諏訪飛鳥と、病弱ながら年齢制限間際で挑戦する千桜夕妃。
歴史に残る激戦の末、リーグを勝ち抜き史上初の女性棋士となったのはどちらか?
そして二人に導かれる、哀しき運命とは?
初めて将棋を題材とした作品を読みました。
将棋については駒の動かし方を知っているだけというレベルの私ですが、読んでいるだけなのにまるで対局しているような緊張感を味わえました。
肺を患っている千桜夕妃の対局はまさに命を削るような戦い方で冷や冷やしました。
叶うとは限らない夢を追うことは、苦しく、厳しい。
あまりにも厳しい将棋の世界が垣間見えました。
棋士は年齢とともにその棋力が下降線を辿る。それは歴史が証明している。
それでもその歴史に挑み続けた千桜夕妃には頭が下がります。
そして、将棋以外に隠された千桜夕妃のストーリーが最高でした。
まさか将棋を題材にしたストーリーで感動して涙が出てしまうとは思いもよらなかったです。
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天然系変人B型♀です。ブログに読んだ本の忘備録を書いてます。
初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな
読む本は表紙or題名or興味が沸いた本を選んでいますのでジャンルは雑多です。
暇な時はネット徘徊or読書orゲームしてます。
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- 出版社:KADOKAWA
- ページ数:0
- ISBN:9784041095959
- 発売日:2020年09月30日
- 価格:1650円
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