82年生まれ、キム・ジヨン (単行本)

この本、日本翻訳大賞の２次選考作品でもあったので、ひと月ほど前に読み終えて、このレビューも下書き保存してはいたのですが、気がつけば日本でもベストセラーに。
こんなに話題になっているのなら、いまさら私が駄文を公開しなくても……とおもいつつ、最近ちょっとレビュー書きが停滞気味なこともあって、倉庫から引っ張り出してきました。

>韓国では100万部を突破した小説は
>同作を含めて3作しかないのだとか

最初「韓国は人口が少ないからな」と思いましたが　
調べてみたら　
韓国の人口は日本の４０％　
韓国の１００万部は日本での２４９万部にあたります　
日本だと『火花』が３００万部とかいってますから　
韓国の人はあまり小説を読まないようです

その数字，こちら↓のデイリー新潮の記事にもありました。
https://www.dailyshincho.jp/article/2019/03141130/?all=1

ただこれだけでは
小説があまり好まれないのか
本自体，あまり売れないのか
日本のように話題になったらその本ばかり売れまくるという現象が起きづらいのか
はよくわかませんねえ。

ちなみに私は未だに『火花』を読んでいません。
話題になるととたんに興味を失うあまのじゃくなので。

>かもめ通信さん　

確かに　
少なくとも単に日本の４０％しか人口がいない　
というだけの違いではないことは解りますが…　

僕も『火花』は読んでいませんし　
これからも読むことはないでしょう　

ベストセラーは基本的に読まないし　
そもそも内容が興味の持てるものではないから　
ただ『永遠の０』はブームが過ぎ去って後　
たまたま手に取りましたが無茶苦茶気に入り　
ドラマも映画も全部視ました