武藤吐夢さん
レビュアー:
▼
美容外科の世界を描いたミステリー。短編スタイルではあったが、最後の事件でかなりびっくりな展開になりました。

知念さんというと謎解きミステリーなのですが最近の作品はエンタメ要素がかなり強いように感じます。
本書は美容整形の世界を描いた短編集で、合計四作品。
どれも魅力的であり楽しいです。
最初の死んだ妻の顔に今の妻の顔を変えてくれという年寄りの資産家の話しは驚きました。
金めあてと思いきや・・・。
次のヤクザの親分が息子の顔を別人のように整形させる話しは展開がエンタメ寄りで楽しかった。
まさかのオチに、さすが知念さんだと思いました。
整形ばかりしている女優が、さらに整形を・・・という話しなのですが
この結末は少しほっこりさせる内容で良かったです。
まさか社長がああいう気持ちでいたなんて想像もしてなかつたです。
ラストの物語は秀作です。
最後のアレには驚きました。
現実にはありえないが、すごい話しだなと感じました。
ミステリーなので、どれも詳しくは語れないのですが
どの作品も顔を整形するという内容になります。
顔を変えることで、その人はどうなるのかが問われています。
そこに込められた想いが大切なのだと感じました。
2024 12 11
本書は美容整形の世界を描いた短編集で、合計四作品。
どれも魅力的であり楽しいです。
最初の死んだ妻の顔に今の妻の顔を変えてくれという年寄りの資産家の話しは驚きました。
金めあてと思いきや・・・。
次のヤクザの親分が息子の顔を別人のように整形させる話しは展開がエンタメ寄りで楽しかった。
まさかのオチに、さすが知念さんだと思いました。
整形ばかりしている女優が、さらに整形を・・・という話しなのですが
この結末は少しほっこりさせる内容で良かったです。
まさか社長がああいう気持ちでいたなんて想像もしてなかつたです。
ラストの物語は秀作です。
最後のアレには驚きました。
現実にはありえないが、すごい話しだなと感じました。
ミステリーなので、どれも詳しくは語れないのですが
どの作品も顔を整形するという内容になります。
顔を変えることで、その人はどうなるのかが問われています。
そこに込められた想いが大切なのだと感じました。
2024 12 11
投票する
投票するには、ログインしてください。
よろしくお願いします。
昨年は雑な読みが多く数ばかりこなす感じでした。
2025年は丁寧にいきたいと思います。
この書評へのコメント

コメントするには、ログインしてください。
書評一覧を取得中。。。
- 出版社:実業之日本社
- ページ数:368
- ISBN:9784408554204
- 発売日:2018年06月06日
- Amazonで買う
- カーリルで図書館の蔵書を調べる
- あなた
- この書籍の平均
- この書評
※ログインすると、あなたとこの書評の位置関係がわかります。























