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武藤吐夢
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前作は名作でしたが、鳩子が結婚したことが中心になり代書の話しが弱かった印象。

※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。

もう、これだけで生きていける。
この言葉の意味をつうかんした。
母の日のエピソードでした。
同居していた先代である祖母に拒絶された過去が主人公にはあります。
母ではない。私は祖母である。
母の日には良い思い出はない。
彼女は結婚し娘になった女の子から文通形式で手紙をもらった。感動した。これだけで生きていけると思った。
この感覚わかる。人生の宝のようなプレゼントでした。

お金のトラブルは悩ましいもの。悪気のない場合は言い出しにくい。でも、そういう時はそのまま伝えるのがいい。
これもわかります。
シンプルが一番です。

前作は名作であったが、続編の本作はかなり見劣りします。理由は明解で、鳩子が結婚したからです。その事、心の動きなどを丁寧に追うのだが、そのためにどうしてもメインである代筆の仕事がユルくなる。

確かに離婚したい妻と夫の温度差などわかるのだが、ああそうか程度なのです。それじゃ感動には程遠い。シリーズ化しそうなので追っていきます。

2025 3 22


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武藤吐夢
武藤吐夢 さん本が好き!1級(書評数:1373 件)

よろしくお願いします。
昨年は雑な読みが多く数ばかりこなす感じでした。
2025年は丁寧にいきたいと思います。

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