茜さん
レビュアー:
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密室から飛び出した死体。究極の謎解きミステリィ。コンピュータに残されたメッセージに挑む犀川助教授とお嬢様学生・萌絵。
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。
彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。
偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平(さいかわそうへい)と女子学生・西之園萌絵(にしのそのもえ)が、この不可思議な密室殺人に挑む。
再読なのだけど忘れていることだらけで、ほぼ初読です。
今はポアロシリーズに挑んでいるのですが他のシリーズ物も読んでみようかなと手に取りました。
私の読書の時間は就寝前がほとんどなのですが、面白過ぎて続きが気になってなかなか寝られないという状態になってしまいました。
冒頭の真賀田四季と西之園萌絵の会話から思いっきり引き込まれてしまいました。
それにしても天才というのは凡庸な言葉になってしまいますがスゴイですね。
天才全員がそうだとは思わないけれど人格まで作り出してしまうなんて、真賀田四季博士は想像の遥か上をいってます。
登場人物の一人である新藤夫人曰く
「四季さんの頭脳は、一人の人格には広過ぎるんじゃないかしら」
この説明を読んで、だからって多重人格になるとはと仰け反りましたよ。
また頭脳の面で言えば真賀田四季が頂点で、それに続いて犀川創平、西之園萌絵といった感じでしょうか?
真賀田四季博士は以前から大好きなキャラクターですが、本書を再読してますます好きなキャラクターとなりました。
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天然系変人B型♀です。ブログに読んだ本の忘備録を書いてます。
初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな
読む本は表紙or題名or興味が沸いた本を選んでいますのでジャンルは雑多です。
暇な時はネット徘徊or読書orゲームしてます。
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- 出版社:講談社
- ページ数:524
- ISBN:B009GXMFHI
- 発売日:1998年12月15日
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