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yukoさん
yuko
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懐かしい!!!初版、私は小学4年生だった!!!
新装・完全版が出ていることをあかつきさんのレビューで知り、さっそくゲット。


森村あゆみ、19歳は、とある事情で地球を捨て、火星へ家出中。
ところが宇宙船に乗ると、ダブルブッキングで怪しげな男と同室になるはめに。

同室になった男たちが関わる厄介な事件に巻き込まれることになります。



懐かしいなぁ・・・
初めて読んだとき小学生だったのか、中学生になってからだったのか。


テレビはあんまり見せてもらえず、漫画は買ってもらえずだった家庭に育ち、
本だけはたくさん買ってもらえて、
しかも内容は別になんでもよくて。本ならば。

そんな私がティーンの時代にはまったのはコバルト文庫!

久美沙織に氷室冴子、そして新井素子が大好きで・・・


結婚して引っ越すにあたって、処分してしまったものの中で一番後悔したのは、
この『星へ行く船』シリーズと、久美沙織の『丘の家のミッキー』シリーズで(涙)


そんな『星へ行く船』シリーズが新装・完全版として刊行されていたなんて・・・


コバルト文庫の時の竹宮恵子の表紙が大好きでしたが、
今回の表紙もなかなかいい感じ。


とはいえ、
読み始めてみるとやっぱり懐かしい&時代を感じる!!!

こんなにも「あたし」「あたし」「あたし」っていう文章ばっかりだったっけなぁと。
「わ、嫌だ、エッチ!」とか、
「きゃ」とか、「うふ」とか、

読んでて恥ずかしいのなんのって。


それでも読み始めると、あぁそうだったよ、そんな話だったよと、
懐かしくもあり、改めて感じることもありでぐいぐいと読み進めることができました。


今でいうところのラノベにあたるんだろうけど、
SFミステリとしての完成度はかなり高いのではないかと。

SFミステリとしても、あゆみの成長物語としても、そして恋愛物語としても、
本当によくできているなと改めてしみじみそう思いました。


一体何十回読んだんだろうなぁ・・・
何回も涙したり、きゅんきゅんしたり。
懐かしくって、嬉しいです。
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yuko
yuko さん本が好き!1級(書評数:305 件)

仕事のことで鬱状態が続いており全く本が読めなかったのですが、ぼちぼち読めるようになってきました!

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参考になる:18票
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この書評へのコメント

  1. あかつき2017-08-12 21:39

    わぁい、読んでくれた!
    懐かしいですよねぇ、今読むと、新井素子の後の作品の原点にもなっているとも感じました。

  2. yuko2017-08-12 22:03

    あかつきさん>一気に五冊、ゲットしたので次々いきますよー!
    読んでるとあちこち恥ずかしいんだけど、でもやっぱりじーんとしちゃうんだなぁ。

  3. No Image

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