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波津雪希
レビュアー:
軽自動車を改造したキッチンカーで全校を回る佳代。 軽自動車が事故を起こしてしまい営業が出来なくなったとき 手を差し伸べてのは、事故の相手でした。
 以前は、両親探しをしながらキッチンカーで営業をしていた佳代。

今回の旅は、自分探しの旅なのでしょうか?

能登半島の氷見漁港で、クレーマーのオバサン遭遇。

調理を頼むときは、「あなたのアイデアで調理して欲しい。」と

言うが、作ってみると難癖をつけると。

なんだか佳代に八つ当たりをしているように思えます。



 クレーマーの叔母さんの正体は、地元の名家の人。

今では落ちぶれてしまったが、嫁に来た時に姑に

作る料理ややることなすこと、ケチを付けられた

影響で、他人にクレームをつけるのが日課となってしまった

悲しい人でした。人生をおもいいきり棒に振っているのが

悲しいです。



 佳代の旅のひそかなミッションは、後継者探し。

後継者と云っても佳代がキッチンカーをやめるわけでなく

佳代が言った場所にて、佳代の商売を続けるというもの。

出店時には、松江のおばさんが援助することになっているが

遂に松江のおばさんが亡くなってしまい

『佳代のキッチン シリーズ』も本書で終了でしょうか。

佳代の進むべき道は、キッチンカーを続けることなのでしょうか。

明確な答えは、読者の心のうちなのでしょうね。

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波津雪希
波津雪希 さん本が好き!1級(書評数:1959 件)

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この書評へのコメント

  1. かもめ通信2016-06-21 06:08

    >嫁に来た時に姑に作る料理ややることなすこと、ケチを付けられた影響で、他人にクレームをつけるのが日課となってしまった

    そうか!もしかしたらあの人にも実はそんな過去があったのかも?!と身近な人のことを思い浮かべたりww

  2. 波津雪希2016-06-21 06:12

    そうそう。身近な出来事に感じられますよね。

  3. No Image

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