波津雪希さん
レビュアー:
▼
7日に一度、洋食屋の扉が異世界と繋がり、異世界から客がやって来る摩訶不思議な食堂の話です。
オフィス街に近いビルの地下一階にある『洋食のねこや』は
平日の昼と夜は、オフィス街から人が繰り出し繁盛している。
しかし、その店には秘密があった。
7日に一度(土曜日)に『洋食のねこや』の扉は異世界に
繋がり、異世界の住人が『洋食のねこや』の料理を目当てに
やって来る。やって来るのは、人間だけでなく、亜人や
魔物、妖精など様々。
こんなので商売になるのかと思ったが、異世界での料理は
こちらの世界に比べ、味も質も格段に落ちている。
そして、言葉は通じるので、メニューは異世界の住人に
書いて貰い営業している、何とも変わった洋食屋の話です。
ストーリーは短編をまとめたものなので、ちょっとした時間が
あれば、きりが良いよいところまで読めてしまうが、他のストーリーで
登場した人物(魔物や妖精を人物と言ってよいのか判らないが)が
再び登場し、様々なエピソードを残していくので
短編しかないけど、飽きが来ない良くできている小説です。
土曜の営業日は、当初は店主だけだったが、『洋食のねこや』に
迷い込んだ魔族が加わって2人。そして、陰で支える
バーとケーキ屋がそれぞれの得意分野で異世界の住人たちの
食欲を支えてるのが、頼もしいです。
本書がネット小説から本になったなんて、とても素晴らしいことです。
平日の昼と夜は、オフィス街から人が繰り出し繁盛している。
しかし、その店には秘密があった。
7日に一度(土曜日)に『洋食のねこや』の扉は異世界に
繋がり、異世界の住人が『洋食のねこや』の料理を目当てに
やって来る。やって来るのは、人間だけでなく、亜人や
魔物、妖精など様々。
こんなので商売になるのかと思ったが、異世界での料理は
こちらの世界に比べ、味も質も格段に落ちている。
そして、言葉は通じるので、メニューは異世界の住人に
書いて貰い営業している、何とも変わった洋食屋の話です。
ストーリーは短編をまとめたものなので、ちょっとした時間が
あれば、きりが良いよいところまで読めてしまうが、他のストーリーで
登場した人物(魔物や妖精を人物と言ってよいのか判らないが)が
再び登場し、様々なエピソードを残していくので
短編しかないけど、飽きが来ない良くできている小説です。
土曜の営業日は、当初は店主だけだったが、『洋食のねこや』に
迷い込んだ魔族が加わって2人。そして、陰で支える
バーとケーキ屋がそれぞれの得意分野で異世界の住人たちの
食欲を支えてるのが、頼もしいです。
本書がネット小説から本になったなんて、とても素晴らしいことです。
投票する
投票するには、ログインしてください。
本を読むのは、もっぱら移動時間。
移動時間が長い時ほど、読書量が増えます。
書評一覧を取得中。。。
- 出版社:主婦の友社
- ページ数:344
- ISBN:9784074113293
- 発売日:2015年02月28日
- 価格:626円
- Amazonで買う
- カーリルで図書館の蔵書を調べる
- あなた
- この書籍の平均
- この書評
※ログインすると、あなたとこの書評の位置関係がわかります。
























