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#描いてみた)花咲く書道、書いてみました♪
絵手紙風の書道デザイン本は、あるようでなかった本です。
書道入門とありますが、書道の本という感じはしないです。
題名が誤解を生みやすいので残念です。
献本頂いておきながら偉そうですみません。
イラストや絵手紙が好きな人にとって、斬新な切り口になる本ではないでしょうか。
端的にいうと、絵ごころに筆ごころを組み込んだコラボレーション本でした。
本の内容も、そこのとこもっと詳しく、と思った部分があります。
挿絵イラストやカット、トールペイント的な例など、カット写真にも非常に魅力的なものがたくさん入っているのに、本文ではあまり触れられていないのが残念です。
書道を意識しすぎているのでしょうか。なんだかもったいないです。
内容はとても魅力的で、得るものは多いです。
紹介されているよりもずっと多くの引き出しがあるように感じました。
さて、花咲く書道入門とはなんぞや。
花という字をベースに、作品例が展開されています。
花のくさかんむりの一部や、はらいの一部に花びらが組み合わされています。
花びらは、顔彩という日本画の絵の具で描かれています。
花の字も、デザインを意識して書かれており、いきおいやかすれ、非対称性などを積極的に取り入れています。このセンスはほとんど絵ですね。
絵手紙にマンネリ感を感じている人は、新たな世界が広がって面白いのではないでしょうか。
興味深いのは、絵に合う字の書き方を解説してくれているところです。
絵手紙の本では、筆の先を持って、素人っぽさを出させる書き方が主流ですが、さすがに見飽きてきたというか。
この本の作者は、書道の師範を務められているので、書く字と魅せる字をきちんと使い分けられています。実例をもとに解説されているので分かりやすいです。
冒頭で不足感について書きましたが、できれば、もっと多くの作品を見たかったところです。書き方の例はよく分かりました。
それはそれとして、プロならではの作品を、ほーっとため息つきながら見させてもらえるページがもっとあればなあと思いました。絵柄も、花びらとニコニコ顔以外にもあるんじゃないかと思うのですが。
つい余計なことを書きましたが、それだけ魅力的なものを感じたのも事実です。
絵手紙が好きな方、この本を読むと世界が広がると思いますよ。
さてさて。わたしにとって、これはお絵描き系の本でしたので、実例を載せておきます。初めての顔彩と中学校以来の筆使いで、こんな作品になりました。
なんだ、その程度しか書けない本なのかよと読者を逃したらごめんなさい v(_ _)v
書道入門とありますが、書道の本という感じはしないです。
題名が誤解を生みやすいので残念です。
献本頂いておきながら偉そうですみません。
イラストや絵手紙が好きな人にとって、斬新な切り口になる本ではないでしょうか。
端的にいうと、絵ごころに筆ごころを組み込んだコラボレーション本でした。
本の内容も、そこのとこもっと詳しく、と思った部分があります。
挿絵イラストやカット、トールペイント的な例など、カット写真にも非常に魅力的なものがたくさん入っているのに、本文ではあまり触れられていないのが残念です。
書道を意識しすぎているのでしょうか。なんだかもったいないです。
内容はとても魅力的で、得るものは多いです。
紹介されているよりもずっと多くの引き出しがあるように感じました。
さて、花咲く書道入門とはなんぞや。
花という字をベースに、作品例が展開されています。
花のくさかんむりの一部や、はらいの一部に花びらが組み合わされています。
花びらは、顔彩という日本画の絵の具で描かれています。
花の字も、デザインを意識して書かれており、いきおいやかすれ、非対称性などを積極的に取り入れています。このセンスはほとんど絵ですね。
絵手紙にマンネリ感を感じている人は、新たな世界が広がって面白いのではないでしょうか。
興味深いのは、絵に合う字の書き方を解説してくれているところです。
絵手紙の本では、筆の先を持って、素人っぽさを出させる書き方が主流ですが、さすがに見飽きてきたというか。
この本の作者は、書道の師範を務められているので、書く字と魅せる字をきちんと使い分けられています。実例をもとに解説されているので分かりやすいです。
冒頭で不足感について書きましたが、できれば、もっと多くの作品を見たかったところです。書き方の例はよく分かりました。
それはそれとして、プロならではの作品を、ほーっとため息つきながら見させてもらえるページがもっとあればなあと思いました。絵柄も、花びらとニコニコ顔以外にもあるんじゃないかと思うのですが。
つい余計なことを書きましたが、それだけ魅力的なものを感じたのも事実です。
絵手紙が好きな方、この本を読むと世界が広がると思いますよ。
さてさて。わたしにとって、これはお絵描き系の本でしたので、実例を載せておきます。初めての顔彩と中学校以来の筆使いで、こんな作品になりました。
なんだ、その程度しか書けない本なのかよと読者を逃したらごめんなさい v(_ _)v
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ふとしたことで始めた書評書き。読んだ感覚が違うことを知るのは、とても大事だと思うようになりました。本が好き! の場と、参加している皆さんのおかげです。
星の数は自分のお気に入り度で、趣味や主観に基づいています。たとえ自分の趣味に合わなくても、作品の特徴を書評で分かるようにしようと務めています。星が低くても作品がつまらないという意味ではありません。
自己紹介ページの二番目のアドレスは「飲んでみた」の書評です。
三番目のアドレスは「お絵描き書評の部屋」で、皆さんの「描いてみた」が読めます。
四番目のアドレスは「作ってみた」の書評です。
よかったらのぞいてみて下さい。
この書評へのコメント
- Kurara2014-11-18 21:48
たけぞう画伯♪
|ω・`)チラ
この献本、たけぞうさんが当たったらきっと・・・って思ってましたw
すごいなぁ~、絵と文字を1枚の中で表現できるなんて!この作品の紙はどんなものを使っているんですか?半紙と違ってハガキのようなツルっとしたものに筆で書くって結構難しくないですか? 筆にこだわらずいろんな道具を用いて字を書いてみるのも遊び心があって面白そうな気がします。で、私、いつから書家になったんだぁぁーー?w ٩(๑`ȏ´๑)۶
アイコンの小さな芸術のほうも、楽しみにしています!クリックすると、GOOD!と言っているユーザーの一覧を表示します。 コメントするには、ログインしてください。
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- 出版社:実務教育出版
- ページ数:136
- ISBN:9784788910843
- 発売日:2014年10月28日
- 価格:1512円
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