たけぞうさん
レビュアー:
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正直、これはどうなんだ?
いつの間にかどんどん読んでいる作家さん。数えてみたらこれで六冊目である。
サブタイトルは「おもちゃプランナー・宝子の冒険」
冒険。冒険かあ。冒険ねえ。
前半と後半があまりにも違ってしまって、的が絞れなかった点が残念に映った。
前半は抜群に軽快で面白い。後半はウエットで、妙に生臭くて面白い。
じゃあ全部面白いのではと思われても、それはちょいと違う。
本を読むときは世界観を心に思い浮かべていくので、なんだか見失ったみたいな
気がしてしまった。
そうなるのかという驚きよりは、伏線を片づけちゃって残念という感じがした。
宝子はおもちゃ製作会社のプランナー。
アイデアを生み出し、企画化し、アニメ原作とコラボレーションを図り、デザイナーたちに試作を作ってもらいなどなど、プロデューサー的役割で商品化を進めている。
おもちゃの愛にあふれ、周りが見えない宝子。
あまりのおぼこさに、かゆい~~~と前半はもだえながら読んでいた。
いい年こいて、そこ小学生レベルかよという突っ込み満載のキャラクター。
同じプランナー仲間たちが、そんな宝子を陰ながら助けているのも微笑ましい。
宝子も宝子で、一途な片想いが高じて好きな人のピンチの時には秘密の探偵をやるというマンガみたいな展開だ。
あっ、これは魔法を使わないセーラームーンかプリキュア実写版だねと思ったのだが。
後半。プリキュアが生々しくなってはいかんですよ。
いやらしくはないけれど、ヌメッとした雰囲気を感じるようになる。
後半は、まあそのう、なんだな!
書いていて意味が分からなくてすまん。
最初からガーリーで行くならそれもありなのだが、これではどうにも混ざらないと思ったのであった。
サブタイトルは「おもちゃプランナー・宝子の冒険」
冒険。冒険かあ。冒険ねえ。
前半と後半があまりにも違ってしまって、的が絞れなかった点が残念に映った。
前半は抜群に軽快で面白い。後半はウエットで、妙に生臭くて面白い。
じゃあ全部面白いのではと思われても、それはちょいと違う。
本を読むときは世界観を心に思い浮かべていくので、なんだか見失ったみたいな
気がしてしまった。
そうなるのかという驚きよりは、伏線を片づけちゃって残念という感じがした。
宝子はおもちゃ製作会社のプランナー。
アイデアを生み出し、企画化し、アニメ原作とコラボレーションを図り、デザイナーたちに試作を作ってもらいなどなど、プロデューサー的役割で商品化を進めている。
おもちゃの愛にあふれ、周りが見えない宝子。
あまりのおぼこさに、かゆい~~~と前半はもだえながら読んでいた。
いい年こいて、そこ小学生レベルかよという突っ込み満載のキャラクター。
同じプランナー仲間たちが、そんな宝子を陰ながら助けているのも微笑ましい。
宝子も宝子で、一途な片想いが高じて好きな人のピンチの時には秘密の探偵をやるというマンガみたいな展開だ。
あっ、これは魔法を使わないセーラームーンかプリキュア実写版だねと思ったのだが。
後半。プリキュアが生々しくなってはいかんですよ。
いやらしくはないけれど、ヌメッとした雰囲気を感じるようになる。
後半は、まあそのう、なんだな!
書いていて意味が分からなくてすまん。
最初からガーリーで行くならそれもありなのだが、これではどうにも混ざらないと思ったのであった。
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ふとしたことで始めた書評書き。読んだ感覚が違うことを知るのは、とても大事だと思うようになりました。本が好き! の場と、参加している皆さんのおかげです。
星の数は自分のお気に入り度で、趣味や主観に基づいています。たとえ自分の趣味に合わなくても、作品の特徴を書評で分かるようにしようと務めています。星が低くても作品がつまらないという意味ではありません。
自己紹介ページの二番目のアドレスは「飲んでみた」の書評です。
三番目のアドレスは「お絵描き書評の部屋」で、皆さんの「描いてみた」が読めます。
四番目のアドレスは「作ってみた」の書評です。
よかったらのぞいてみて下さい。
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- 出版社:東京創元社
- ページ数:256
- ISBN:9784488027346
- 発売日:2014年08月11日
- 価格:1404円
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