manjyuさん
レビュアー:
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子供の頃って、今思えばどうでもいいことを真剣に考えていた気がする。
本好き!の皆様の魅力的な書評を拝見して、
ずっと読みたいと思っていた「りんごかもしれない」
シンスケさんは、飄々としているのに、やや斜に構えた視点を持っており
その辺が私は大好きなのです。
この「りんごかもしれない」でも、その斜め視線は炸裂。
ある日、学校から帰ってきた『ぼく』は、テーブルの上にりんごを見つける。
・・・・・でも・・・・・もしかしたら これは りんごじゃないのかもしれない。
もしかしたら おおきなサクランボの いちぶかもしれない。
それか なかみは ぶどうゼリーなのかもしれない。
と始まり、りんごの兄弟たちに心を馳せる。
あんご いんご うんご・・・んんご
五十音りんご兄弟。
多すぎやろ・・・
そしてりんごが見てきた悠久の歴史に思いを馳せ、最後・・・
子供の頃って、今思えばどうでもいいことを真剣に考えていた気がする。
年を取るということは、ある意味そういう突き詰めた考えを放棄すること。
仕事とか育児とか家事とかに追われ、だんだん突き詰めなくなっていく。
まあ、いいか。
が口癖になって久しい。
そういうのも、長年生きてきた知恵なのかもしれないけれど、
まれにシンスケさんのようにそういう考え方や視点を忘れない人がいる。
こういう人達によって人類は進化してきたのかもしれない。
もしかして・・・そういうシンスケさんだから好きなのかもしれない。
ずっと読みたいと思っていた「りんごかもしれない」
シンスケさんは、飄々としているのに、やや斜に構えた視点を持っており
その辺が私は大好きなのです。
この「りんごかもしれない」でも、その斜め視線は炸裂。
ある日、学校から帰ってきた『ぼく』は、テーブルの上にりんごを見つける。
・・・・・でも・・・・・もしかしたら これは りんごじゃないのかもしれない。
もしかしたら おおきなサクランボの いちぶかもしれない。
それか なかみは ぶどうゼリーなのかもしれない。
と始まり、りんごの兄弟たちに心を馳せる。
あんご いんご うんご・・・んんご
五十音りんご兄弟。
多すぎやろ・・・
そしてりんごが見てきた悠久の歴史に思いを馳せ、最後・・・
子供の頃って、今思えばどうでもいいことを真剣に考えていた気がする。
年を取るということは、ある意味そういう突き詰めた考えを放棄すること。
仕事とか育児とか家事とかに追われ、だんだん突き詰めなくなっていく。
まあ、いいか。
が口癖になって久しい。
そういうのも、長年生きてきた知恵なのかもしれないけれど、
まれにシンスケさんのようにそういう考え方や視点を忘れない人がいる。
こういう人達によって人類は進化してきたのかもしれない。
もしかして・・・そういうシンスケさんだから好きなのかもしれない。
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三度のご飯より、本が好きです。
皆さまの素晴らしい書評を拝読するほどに
読みたい本がどんどん増えていくことが悩みの種です。
(読書速度が追いつきません。TT)
書評とは言えない駄文に
いつもコメントや投票をありがとうございます。
皆さまの暖かさが、大変励みになります。^^
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- 出版社:ブロンズ新社
- ページ数:32
- ISBN:9784893095626
- 発売日:2013年04月17日
- 価格:1470円
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