はるほんさん
レビュアー:
▼
味音痴な書評をお許しください。
善戦むなしく惜敗致しました。←?
基本的に、恋愛小説が得意でない。
読めるものもあるので、偏見はないつもりなのだが
自分ではそう思っているだけで、やっぱり偏見なのかもしれない。
偏見があると本を読むのにも支障があるので
何とか克服したいとは思っているのだが。
ストーリーセラーという短編集で有川さんを知り
珍しく心に残った恋愛話だったので、その名を覚えた。
以降も著作を数冊拝読して、恋愛以外の部分は面白かったのだが
肝心の恋愛部分がなかなか呑み込めない。
OLのさやかはある日、イツキという行き倒れの青年を拾い
家事の一切を任せる契約で一緒に暮らすことになる。
イツキは炊事洗濯掃除の一切をこなし
なんと道端に生えている野草で食事を賄ってしまう。
オマケにイケメンで紳士的な上
女心をドキリとさせる天然のタラシ物質を兼ね備え
そ ん な 男 お る か い 。(゚Д゚#)
い、いや、この偏見がいけないんだよな。うん。
多分、絶滅危惧種かなんかに指定されていて
一般人にはあまり目に触れることがないのだろう。うん。
聞いたことはある気がする。
イケメンとやらの歯は常に白く輝き、排泄もしないとかいう
(↑偏見通り越してUMAになってんだろ)
一方、さやかはセオリー通り(?)
家事は出来ないが、素直で可愛らしい女子である。
イツキと一緒に野草摘みに出かけ
自転車の後ろに乗ったり、川に落ちたり、花冠を編んだり
冷えたイツキの手を一生懸命に温めて
自分の大胆な行動に顔を真っ赤にしたりと
がふっ`;:゙;`;・(゚Д゚||| ) (吐血)
乙女心に胸をときめかせるくだりだと言うのは理解してる。
なのに本を抱えたまま、そわっそわしてる自分がいる。
娘と彼氏がイチャついてるシーンに出くわした
オヤジのような心持で居たたまれない。
いやもうどうしたらいいのだ。本気で。
そんな男女が一つ屋根の下に暮らしたら、当然出るものが出る。
そう、恋だ。←どんな言い草だ
それまでも十分糖度高めだったのに
抑えていた(らしい)二人の恋心はもう止まらない。
「私達、付き合ったばかりなんですw」パワーは半端無く
枯れ果てた年寄りの腹にボディーブローを叩き続けた。
だが当然、「大人のラノベ」を自称する有川さんの物語が
そんなアンコの蜂蜜漬けみたいな状態で終わる筈はない。
甘さを引き立てる為の、「塩」がちょっと投入される。
が、もう自分の口の中は砂糖でジャリジャリで
そんな微妙な味わいを感じることが出来なかった。
恋愛味音痴故に、敗北。
自分には向かなかっただけなので、ファンの人にはごめんなさい。
野草料理の知識としては面白かったです、と
フォローだか何だか分からない言い訳をしとく。
基本的に、恋愛小説が得意でない。
読めるものもあるので、偏見はないつもりなのだが
自分ではそう思っているだけで、やっぱり偏見なのかもしれない。
偏見があると本を読むのにも支障があるので
何とか克服したいとは思っているのだが。
ストーリーセラーという短編集で有川さんを知り
珍しく心に残った恋愛話だったので、その名を覚えた。
以降も著作を数冊拝読して、恋愛以外の部分は面白かったのだが
肝心の恋愛部分がなかなか呑み込めない。
OLのさやかはある日、イツキという行き倒れの青年を拾い
家事の一切を任せる契約で一緒に暮らすことになる。
イツキは炊事洗濯掃除の一切をこなし
なんと道端に生えている野草で食事を賄ってしまう。
オマケにイケメンで紳士的な上
女心をドキリとさせる天然のタラシ物質を兼ね備え
そ ん な 男 お る か い 。(゚Д゚#)
い、いや、この偏見がいけないんだよな。うん。
多分、絶滅危惧種かなんかに指定されていて
一般人にはあまり目に触れることがないのだろう。うん。
聞いたことはある気がする。
イケメンとやらの歯は常に白く輝き、排泄もしないとかいう
(↑偏見通り越してUMAになってんだろ)
一方、さやかはセオリー通り(?)
家事は出来ないが、素直で可愛らしい女子である。
イツキと一緒に野草摘みに出かけ
自転車の後ろに乗ったり、川に落ちたり、花冠を編んだり
冷えたイツキの手を一生懸命に温めて
自分の大胆な行動に顔を真っ赤にしたりと
がふっ`;:゙;`;・(゚Д゚||| ) (吐血)
乙女心に胸をときめかせるくだりだと言うのは理解してる。
なのに本を抱えたまま、そわっそわしてる自分がいる。
娘と彼氏がイチャついてるシーンに出くわした
オヤジのような心持で居たたまれない。
いやもうどうしたらいいのだ。本気で。
そんな男女が一つ屋根の下に暮らしたら、当然出るものが出る。
そう、恋だ。←どんな言い草だ
それまでも十分糖度高めだったのに
抑えていた(らしい)二人の恋心はもう止まらない。
「私達、付き合ったばかりなんですw」パワーは半端無く
枯れ果てた年寄りの腹にボディーブローを叩き続けた。
だが当然、「大人のラノベ」を自称する有川さんの物語が
そんなアンコの蜂蜜漬けみたいな状態で終わる筈はない。
甘さを引き立てる為の、「塩」がちょっと投入される。
が、もう自分の口の中は砂糖でジャリジャリで
そんな微妙な味わいを感じることが出来なかった。
恋愛味音痴故に、敗北。
自分には向かなかっただけなので、ファンの人にはごめんなさい。
野草料理の知識としては面白かったです、と
フォローだか何だか分からない言い訳をしとく。
投票する
投票するには、ログインしてください。
歴史・時代物・文学に傾きがちな読書層。
読んだ本を掘り下げている内に妙な場所に着地する評が多いですが
おおむね本人は真面目に書いてマス。
年中歴史・文豪・宗教ブーム。滋賀偏愛。
現在クマー、谷崎、怨霊、老人もブーム中
徳川家茂・平安時代・暗号・辞書編纂物語・電車旅行記等の本も探し中。
秋口に無職になる予定で、就活中。
なかなかこちらに来る時間が取れないっす…。
2018.8.21
- この書評の得票合計:
- 49票
| 読んで楽しい: | 35票 | |
|---|---|---|
| 参考になる: | 8票 | |
| 共感した: | 6票 |
あなたの感想は?
投票するには、ログインしてください。
この書評へのコメント

コメントするには、ログインしてください。
書評一覧を取得中。。。
- 出版社:幻冬舎
- ページ数:425
- ISBN:9784344419681
- 発売日:2013年01月10日
- 価格:720円
- Amazonで買う
- カーリルで図書館の蔵書を調べる
- あなた
- この書籍の平均
- この書評
※ログインすると、あなたとこの書評の位置関係がわかります。





















