茜さん
レビュアー:
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スティーヴン・キングをして「前作を凌ぎ、『エクソシスト』と並んで20世紀に屹立する傑作」と言わしめた問題作。
レクター博士はアメリカに帰還する。
執念を燃やす復讐鬼は、クラリスを囮に使って博士をおびき出す計画を整えつつあった。
その先には、究極の美食家に対する究極の屈辱となる報復が用意されている。
かくして、 “怪物と天使"の運命は凄絶に交錯するときを迎えた……。
うーん、この結末はさすがに賛否両論別れると思います。
レクター博士を拉致し、博士が脱出までは良かったと思うんだけれど、そこからが問題。
怪物と天使と謳われているけれど水と油のように最後まで溶け合わないような結末の方が私的には良かったと思う。
クラリスが不遇でレクター博士が救いの手を差し伸べるのはクラリスがレクター博士に怪物以外の何かを感じている証だとは思っていたけれど、この結末は多分、多くの読者を失望させたと思う。
メイスンとクレンドラーの退場のさせ方は良かった。
クレンドラーの方はちょっとグロ注意ですが。。。
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天然系変人B型♀です。ブログに読んだ本の忘備録を書いてます。
初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな
読む本は表紙or題名or興味が沸いた本を選んでいますのでジャンルは雑多です。
暇な時はネット徘徊or読書orゲームしてます。
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- 出版社:新潮社
- ページ数:466
- ISBN:9784102167045
- 発売日:2000年04月01日
- 価格:780円
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