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さん
茜
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不可解な怪死事件、謎の“四の符牒”、息詰まる追跡劇、そしてワトスンの恋…。忘れがたきシリーズ第2長編。

自らの頭脳に見合う難事件のない日々の退屈を、コカインで紛らわせていたシャーロック・ホームズ。

そんな彼のもとに、美貌の家庭教師メアリーが奇妙な依頼を持ちこんできた。

父が失踪してしまった彼女へ、毎年真珠を送ってきていた謎の人物から呼び出されたという。

不可解な怪死事件、謎の“四の符牒”、息詰まる追跡劇、そしてワトスンの恋…。忘れがたきシリーズ第2長編。


冒頭からホームズがコカインを使用しているのにはちょっとビックリしました。

当時はまだコカインも規制されていなかったみたいで、平気で七パーセントの溶液を無数の針跡がある腕に注射するホームズ。

私が考えるにもう立派なコカイン中毒ですね。それもこれもホームズの退屈しのぎと言ってしまえれば良いのですが。。。

そんなところに事件の依頼が舞い込むのだけれど、ホームズが事件現場についた途端にもうすでにホームズの頭の中では解明されてしまっている。

ストーリーは細かい章立てはあるものの大きく分ければ事件の解明と犯人の告白という感じでした。

寧ろ、犯人の告白の方が私的には面白かった。

ああ、それからワトスン博士の突然の結婚ねw

ひとつ注文をつけるとすれば注釈は章終わりに一括で書かれるのではなく、そのページに書いてあるとより読み易かったなぁと思いました。

    • 四人の署名【新訳版】 (創元推理文庫)
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茜
 さん本が好き!1級(書評数:417 件)

天然系変人B型♀です。ブログに読んだ本の忘備録を書いてます。

初志貫徹、実るほど頭を垂れる稲穂かな

読む本は表紙or題名or興味が沸いた本を選んでいますのでジャンルは雑多です。

暇な時はネット徘徊or読書orゲームしてます。

トライポフォビア^^;

豆腐メンタルです。。。

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この書評へのコメント

  1. ゆうちゃん2023-11-07 20:22

    茜さん、こんばんは。
    シャーロック・ホームズを読まれたのですね。この初期の作品は、著者がホームズの性格を読者に印象付けようと腐心した作品らしく、それでコカインも持ち出されたようです。ワトソン博士とメアリーのラブロマンスは、微笑ましくもありますが、ちょっと唐突ですね。こんなに簡単に結婚って決まるものなのかなと思います。ただ、その後のワトソン家の幸福ぶりをみると、これで良かったのだろうと思います。

  2. 2023-11-07 23:43

    なるほど、探偵を印象付けるにはコカインを打つというのは印象的ですね^^まだ読み始めたばかりですのでワトソン博士の幸福ぶりも楽しみです♪ゆうちゃんさん、色々と教えていただきありがとうございます♪

  3. No Image

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