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有坂汀

有坂汀 さん

本が好き! 1級
書評数:2673 件
得票数:40314 票

有坂汀です。偶然立ち寄ったので始めてみることにしました。ここでは私が現在メインで運営しているブログ『誇りを失った豚は、喰われるしかない。』であげた書評をさらにアレンジしてアップしております。

書評 37ページ目(2673件中 721~740件目)

ニーチェ―自由を求めた生涯

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ニーチェ―自由を求めた生涯

「神は死んだ。」と高らかに宣言するも、自らは狂気の内にその生涯を終えた哲学者・ニーチェ。本書はバンド・デシネ(フランス発のグラフィック・ノベル)という手法を用いて彼の生涯を描いたものです。

日本のマンガとは似て非なる絵画手法であるバンド・デシネ(フランス発のグラフィック・ノベル)を用いて描…

投票(17コメント(0)2014-11-09

生きるための経済学―“選択の自由”からの脱却

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生きるための経済学―“選択の自由”からの脱却

現代社会の生きづらさはどこからくるのか? その疑問に歴史学・物理学・心理学・経済学といったあらゆるジャンルから考察し、「市場経済学」の行く末を論じた一冊です。むしろ「哲学書」に近いのかもしれません。

本書は『東大話法』を世に問うたことでも有名な東京大学の安冨歩教授による経済学の手引書であります。 …

投票(15コメント(0)2014-11-08

ゼロから始めるワイナリー起業

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ゼロから始めるワイナリー起業

「思い込んだら試練の道を」本書は全くの徒手空拳から農場・ワイナリーを起業した筆者による自身の体験から培ったノウハウをまとめた一冊です。筆者の話は様々な業種にも応用が利くものだと改めて感じました。

長野県東御市の「ワイン特区」を利用し、個人で農園・ワイナリーを起業した筆者による、自身の体験から培わ…

投票(14コメント(0)2014-11-06

ウェブ社会のゆくえ―した現実のなかで

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ウェブ社会のゆくえ―<多孔化>した現実のなかで

スマートフォンやSNSが「インフラ」としてあまねく普及し、ウェブの情報空間がそのままリアル空間と地続きになることを筆者は「多孔化」と呼んで分析をした書下ろしの社会評論です。皮膚感覚でわかりました。

本書は社会学者の筆者が書き下ろしたインターネットを主軸とした社会評論です。SNSやソーシャルメディア…

投票(17コメント(0)2014-11-05

青春という亡霊―近代文学の中の青年

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青春という亡霊―近代文学の中の青年

本書は「青春」や「青年」がいかにして生まれ、輝き、そして失うまでの過程を近代文学、夏目漱石や森鴎外。スタンダール、ドストエフスキーといった東西の名作の主人公の生き様から炙り出し、考察する評論です。

本書はいわゆる「青春」ならびに「青年」と言うものを自殺する青年、殺人を犯す青年を描いた近代文学の主人…

投票(15コメント(0)2014-11-05

ウェブ社会の思想―“遍在する私”をどう生きるか

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ウェブ社会の思想―“遍在する私”をどう生きるか

社会学者である筆者が華々しいウェブ社会の裏で何が起こっているのかを探るというもので、発表された当時はかなり先鋭的だと思われますが、今読んでみると「なるほどなぁ。」と窺わせる箇所が多かったです。

本書は社会学者である筆者によるインターネットの世界を主軸に置いた社会批評と、その中で個人が社会とどの…

投票(14コメント(0)2014-11-04

君たちに伝えたい3つのこと―仕事と人生について 科学者からのメッセージ

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君たちに伝えたい3つのこと―仕事と人生について 科学者からのメッセージ

世界を股にかけて活躍する科学者である筆者が「はてなブックマーク」で1000エントリーした『幻の原稿』を文系学生やビジネスパーソン向けに加筆訂正したものを書籍化した一冊です。極めて正論でした。

本書は世界的な舞台で活躍する科学者である筆者が自身の所属する九州大学整体防御医学研究所分子医科学分野…

投票(13コメント(0)2014-11-04

情報社会の情念―クリエイティブの条件を問う

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情報社会の情念―クリエイティブの条件を問う

本書は気鋭の美術家、美術批評家である黒瀬陽平氏のデビュー作です。優れた作品を生み出すツールであるプラットフォームの構築・運営と個人の創造性との相克をアニメにSNS、さらに岡本太郎や寺山修司を論じます。

僕が本書を取るきっかけとなったのはインターネットが検索からソーシャルメディア・SNSにパラダイムシフ…

投票(7コメント(0)2014-11-03

女王たちのセックス 愛を求め続けた女たち

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女王たちのセックス 愛を求め続けた女たち

『王たちのセックス』の続編であり、内容的には対を成すものであります。ここでは『歴史のタブー』とされていたヨーロッパ歴代の女王たちの果てしのない情欲、性欲の世界が描かれ、グロテスクささえ感じました。

本書は『王たちのセックス』の続編であり、内容的には対を成すものであります。王に負けず劣らず女性たちの…

投票(22コメント(0)2014-11-01

王たちのセックス―王に愛された女たちの歴史

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王たちのセックス―王に愛された女たちの歴史

ヨーロッパの宮中に500年にもわたって繰り広げられた、王を巡る『大奥』張りの愛と憎しみに溢れた女性たちの争いと悲しみの歴史を詳細な記録を元に書き上げたものです。まさに『裏の世界史』ともいえる本です。

ここで紹介しておいてこういうことを言うのは何ですが、こういう本を読んでいると、人間性を疑われるという…

投票(17コメント(0)2014-11-01

アラサーちゃん無修正3

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アラサーちゃん無修正3

ドラマ化もされたアラサー女性の本音をズバズバと描いた4コマ漫画の単行本第3弾です。ここではついにアラサーちゃんを中心に恋愛模様が動き始め、通して読むと一つのストーリーとなっている所も見逃せません。

ふんだんに下ネタを含んだうえで、世のアラサー女性たちの本心をズバズバと描き、シリーズ累計30万部突破…

投票(15コメント(0)2014-10-31

さらば厚労省 それでもあなたは役人に生命を預けますか?

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さらば厚労省 それでもあなたは役人に生命を預けますか?

2010年3月に厚労省を退職した元女性キャリア官僚の筆者が、当時新型インフルエンザ行政の渦中で見た医系技官達のの呆れた実態を赤裸々に綴ったものです。改めて読むと背筋がぞっとしてしまいました。

本書を再読し、改めて頭がクラクラしました。本書は2010年3月に厚労省を退職した元女性キャリア官僚の…

投票(21コメント(0)2014-10-30

フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

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フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

都会か田舎か、定住か移住か…。という単純な二者択一から、全国各地に「フルサト」を持とう。自給する暮らし方を伊藤洋志、phaの両氏が提案するものです。僕も将来的にはこんな生き方を選択するかもしれません。

「暮らしの拠点は1カ所でなくてもいい。」 全国各地に擬似的な拠点「フルサト」を持とうという事を…

投票(14コメント(0)2014-10-29

CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる

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CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる

本書はスターバックスなどの名門企業を渡り歩いたあとにCIAに入局し、10年間エージェントとして活動したあとに作家へと転進した筆者によるインテリジェンスの手法をビジネスに応用するやり方を説いたものです。

元CIAのエージェントとして10年間任務に従事したあとに、現在は作家として転進し、その前にもスターバ…

投票(22コメント(0)2014-10-28

ヘイトスピーチとネット右翼

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ヘイトスピーチとネット右翼

ここ近年巷を騒がせている『ヘイトスピーチ』や『ネット右翼』と言うキーワードについて、4人の論客が左右の立場を超えて論考と対話を重ねた一冊です。少し時間がたっていますが「入門編」としては最適かなと…。

本書はいわゆる「ネット右翼」が生まれ、その中でもヘイトスピーチを連呼して過激なでも活動を行っている在…

投票(16コメント(0)2014-10-28

アラサーちゃん 無修正2

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アラサーちゃん 無修正2

漫画家、峰なゆかさんによる「アラサー女子の本音」が詰まった4コママンガの第2巻です。笑って泣いて、胸をえぐられて…。番外のエッセイマンガもとても面白く、巻末には与沢翼大先生との対談もあります。

プレストーリーである「無修正」じゃないヴァージョンも入れると3冊目になる「アラサーちゃん」の第2巻で…

投票(10コメント(0)2014-10-27
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