枕草子のたくらみ 「春はあけぼの」に秘められた思い





すべては中宮定子のために。明るく賢い姿のみを書き記し、千年の後まで彼女のすばらしさを書き残した文章――という枕草子読解
枕草子。天皇の后に使える女房の一人だった清少納言による、日本最古と思しきエッセイ集。機智を評価され…
投票(18)コメント(2)2024-03-22

本が好き! 4級
書評数:6 件
得票数:95 票
ライトノベルを中心に、ミステリや児童書、新書なども少し読んでいます。
以前から日記に読んだ本の感想をメモしていたので、それらを手直しして書評として投稿していこうと思います。





すべては中宮定子のために。明るく賢い姿のみを書き記し、千年の後まで彼女のすばらしさを書き残した文章――という枕草子読解
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