境遇



児童養護施設出身の2人の女性を巡るミステリ。
高倉陽子と相田晴美ふたりの女性は、とも児童養護施設出身で、施設でボランティアをしているときに知り合い…

本が好き! 1級
書評数:2940 件
得票数:61029 票
ホラー以外は、何でも読みます。みなさんの書評を読むのも楽しみです。
よろしくお願いします。



児童養護施設出身の2人の女性を巡るミステリ。
高倉陽子と相田晴美ふたりの女性は、とも児童養護施設出身で、施設でボランティアをしているときに知り合い…





一つひとつのはなしから、東京會舘のすごさが鮮やかに浮かび上がってくる
下巻は、越路吹雪のショーにまつわる話、東日本大震災の日の話、直木賞受賞作家(フィクションの)の話、建…





東京會舘誕生から、會舘ならではの名物料理誕生まで。
大正11年、東京會舘が創業した。 東京會舘の主な役割は一言で言えば宴会場。結婚式、政財界のパーティ…




ハティとトムの時を越えた交流を描いた名作。
岩波少年文庫100冊マラソン102冊目。 再読。 本当なら楽しくてたまらないはずの夏休み。だ…



かなり早い時点でネタバレしているが、薄気味悪さで最後まで読ませる。
今から24年前、日本の発掘調査隊がヒマラヤ山中の氷河湖ループクンド湖で大量の人骨を発見した。その中に…



ディケンズならではの、怒涛の大団円。
これまで、チャズルウィット一族は利己主義な人間ばかりと描かれてきたが、この利己主義にも2種類ある。 …



アメリカで苦闘するマーティン青年と、イギリスで暗躍するペックスニフと。
中巻は、マーティン青年を主人公とするアメリカでの話と、ベックスニフやティッグといった悪役たちが暗躍す…



ルイザ・メイ・オルコットの愛読書『マーティン・チャズルウィット』を再読。なかなか話の筋が見えないまま始まる物語、話が動き出すのは後半に入ってから。
昨日あげた『ロッタの夢』には、オルコット一家が登場するのだが、その中でルーイ(ルイザ)はディケンズの…




ロッタ、ドイツからアメリカに移住し、オルコット一家と出会う。
岩波少年文庫100冊マラソン101冊目。 ロッタ・ミュラーは、家族全員でドイツからアメリカに移…



18世紀末から19世紀初頭のニューオーリンズを舞台に、実在した人々を登場させてのノスタルジックなミステリ。
売春は公認の職業でありどこでも営業することができたため風紀が乱れるいっぽうだったニューオーリンズでは…



法廷に突如現れた襲撃者と、そのとき争われていた問題は関係があるのか。
警察官でテキサス・レンジャーのクロフォード・ハントは妻を亡くし、娘の養育権を義父母と争っている。クロ…



父親の死の謎を探る旅と、新たな出会い。
上下巻合わせての書評です。 小野建設機械リースの営業部の川辺康平は、1年半前に入社したものの都…





映画化されたというので、改めて読み直してみた。
イギリスの片田舎に住む悦子のところに、娘のニキが訪ねてきた。かつてこの家にはイギリス人の夫と悦子、悦…





100冊目は、大好きな本で。
岩波少年文庫100冊マラソン100冊目。再読です。 クリスマス間近のギムナジウムの寄宿舎では、…



学連選抜で走った箱根駅伝「チーム」から7年後の山城とかつての仲間たち。
山城は、大学卒業後実業団の名門タキタに入社し、マラソン日本記録保持者、最強マラソンランナーになってい…



終末に向かう神々の、ちょっと悲愴感漂う神話。
岩波少年文庫100冊マラソン99冊目。 アースガルドに住む神々は、巨人族とにらみ合い、闘い続け…




1930年代のアメリカ映画界を描いた未完の作品。
ハリウッドの映画会社社長の娘セシリアが大学の夏休みに帰省するため乗った飛行機にハリウッドの映画関係者…



地上に住む優しくかわいいお姫さまと地下に住む醜いゴブリンたちが登場する、冒険ファンタジー。
岩波少年文庫100冊マラソン98冊目。 ある国の王女アイリーン姫は、両親と離れ田舎の館で暮…



年をとったらどう生きるか。なかなか身につまされる話だった。
主人公の日高桃子さんは74歳、東京近郊の丘陵の斜面に立ち並ぶ古くなった新興住宅地に一人で住んでいる。…




科学者の科学者たる着目や発想に驚かされる。
岩波少年文庫100冊マラソン97冊目。 寺田寅彦といえば、夏目漱石の門下生としても有名な科学者…