地図で読み解くJR中央線沿線



開業以来、130年を経た、JR中央線の歴史を辿り、現存の32駅すべての現状を紹介し、併せて、周辺の路線や駅などについても触れている本です。
70年前に東京に来てから、高校、大学そして勤務先へと、ずっと中央線を利用してきた私にとって、最も身近…

本が好き! 1級
書評数:778 件
得票数:15464 票
後期高齢者の立場から読んだ本を取り上げます。主な興味は、保健・医療・介護の分野ですが、他の分野も少しは読みます。でも、寄る年波には勝てず、スローペースです。画像は、誕生月の花「紫陽花」で、「七変化」ともいいます。ようやく、700冊を達成しました。



開業以来、130年を経た、JR中央線の歴史を辿り、現存の32駅すべての現状を紹介し、併せて、周辺の路線や駅などについても触れている本です。
70年前に東京に来てから、高校、大学そして勤務先へと、ずっと中央線を利用してきた私にとって、最も身近…




「箱根登山鉄道」は、小田原から強羅までの15㎞を結び、そのうち箱根湯本から強羅までの8.9㎞は、標高差445mという、わが国随一の本格的な登山電車だといわれています。その開通から現在までの歴史です。
箱根登山鉄道は、東海道線が、国府津から現在の御殿場線を経由して沼津に抜ける路線として、1889年7月…



各界の著名人9人による18のマナー集です。
この本に書かれている、マナーは次の通りです(〈 〉内は小項目)。 ホッとする会話の――〈あい…




理学部地学科卒の露学博士の本棚の紹介です。12冊の本を取り上げています。専門に関係していると思われるのは1冊だけで、あとは、文系といってもいい本ばかりです。京大人気No.1の教授だそうですが・・・
著者は、古典を次のように区分しています。それは、『論語』や『方法序説』といった大古典に対し、この本で…




10分で本が読める。と思ってこの本を手に取りました。読んでみると、「毎日10分読んでいれば、1か月で1冊くらい読み終えることができます。1年で12冊です。」とのことで、すっかり肩の荷が下りました。
コロナ騒ぎで、閉店したり、客足の途絶えた店が、目につきましたが、書店は、むしろ繁盛していた店の一つで…




女性研究者による、女性ホルモンとその働きを、動物やその一種である人間を対象に書かれた本です。学術的でありながら、興味深く読むことができます。同時に、アメリカの実証主義の一端を垣間見ることができました。
著者は、UCLAの心理学および社会・遺伝子研究所の教授です。女性ホルモンと感情・行動・社会的つながり…



日本に生息するすべてのチョウや一時的に飛来・発生する迷チョウの263種が掲載されている生態写真の他に、主要な識別点、食草、生息環境、行動、生息状況・保全と分布図が掲載され、野外観察に適した図鑑です。
まず巻頭に「本州~九州で身近なチョウ30種」の写真が掲げられています。その名は、次のとおりです。 …




地域別、路線別に駅舎をめぐって、その写真とともに、面白く紹介しています。
筆者は、カメラマン・ライターとして、鉄道史や駅舎をテーマにして取材や研究を続けており、鉄道誕生150…




初版以来92年の伝統を誇る統計資料集『日本国勢図会』を底本に、都道府県・市町村別にその現況をまとめた本で、この本も29版を重ねています。最初に「府県のすがた」として、【レーダーチャート】があります。
第1部 府県のすがた、で示されている「レーダーチャート」とは、経済指標として、①県民所得、②有効求人…




すべての都道府県の地理(地形、気候、特産)歴史(成立まで、県名の由来など)学校、経済、出身有名人、ご当地の話題、ガイチ(筆者)の目などを、それぞれ10ページほどずつにまとめている本です。
筆者の本業は、予備校講師。その傍ら、働きながら国内をめぐる旅に出ることにして、自分なりに集めた情報を…




「捨・断・離」といわれている「生前整理術」に対して、捨てずに楽にできる方法を具体的に示しています。
「片づけは運動」とは、片づけは「運」を「動かす」ことにつながり、身のまわりをすっきりさせることで、こ…



ゆったりと流れるドナウ川とバルカン山脈の緑が悠久の時を刻んでいる、ブルガリアの最近事情を、やや乙女チックな眼で見た旅行案内です。数奇な運命をたどった東欧の小さな国へ誘ってくれます。
ブルガリアは、北はルーマニア、南はトルコとギリシャ、西はセルビアとマケドニアに国境を接し、東は黒海に…




今月の特集は、人気番組「ブラタモリ」これを「『つたわる科学』のつくりかた」という切り口で、取り上げています。どのように展開しているのか? 興味津々です。
「ブラタモリ」は一般視聴者にもてているばかりか、2011年の日本地理学会賞受賞を皮切りに、国土地理院…



超高齢社会を迎え、加齢に伴い起こる病気をもつ者が増えています。「認知症」もその一つで、現時点では治す方法が明らかにされず、予防や発症を遅らせることを目指すことが重要で、その一つの方法をを示しています。
この本は、次のように構成されています。 ○認知症の基礎知識 ○Let’s認知機能チェックテスト(3…



東京都立川市は、人口179,512人、多摩地区の中核的な都市で戦前は陸軍飛行場、戦後は米軍基地となり、砂川闘争、基地返還をへて、今は、昭和記念公園、広域防災基地、ファーレ立川で有名な街になっています。
立川市に隣接しているのは、国立、日野、昭島、国分寺、武蔵村山、東大和、小平、福生の8市で、JRの中央…




駐留米軍軍属として1956年に初来日後、国鉄の顧問となり、日本全国をくまなく巡り、カラーフィルムで鉄道写真を撮り続けた、元祖「カラー撮り鉄」の秘蔵写真の中から選んだ382枚。懐かしいの一語に尽きます!
表紙の写真は、いつ、どこで撮影したものでしょう? VWのカブトムシ、広場に立っている白い塑像、都電、…




昭和から平成にかけて、家庭料理がどのように変化してきたかを、映画やテレビドラマから雑誌や小説を題材にして綴られた本です。したがって、どの町のどの店が・・・といったことは、ほとんど出ていません。
昭和前期を舞台にした朝ドラ『おひさま』に出てくる食卓を飾る主役は「煮もの」であることから、この本のプ…



近代日本を騒がせた十人の業績を紹介しながら、近代日本が成功した理由と失敗した理由を掘り出しています。当代随一の蔵書家だけに、引用文献も多彩で、四十を超えています。
この本に取り上げている「夢想家」とその業績は次の通りです。 第一章 佐田介石(1818~18…



熊谷市が、国内最高気温を記録してからのことからはじめて、熊谷の歴史、行事、などを紹介しているかと思えば、住民である筆者が書店員退職後、活字離れの風潮に抗し「本は読むべきだ」と熱く語っている本です。
なぜ、ひとは本を読むのか。ということから書き始めています。 時代小説が大好きな友人は、藤沢周平…




今月の特集は、都市☓若者☓観光で、内容は「東京大都市圏」における、若者の行動特性を、地理空間、SNS利用、アニメショップ、エスニックタウン、ナイトライフ観光、インバウンド需要などから述べています。
この雑誌は毎号特色のあるテーマで「特集」を組んでいますが、今月は、世界有数の人口集中域である「東京大…