動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー





「思い」は届くのか。
動物園というと何を思い浮かべるだろうか。 子供の頃の遠足だろうか。それとも家族で行った思い出だろう…

本が好き! 免許皆伝
書評数:1827 件
得票数:50035 票
分子生物学・生化学周辺の実務翻訳をしています。
本の大海を漂流中。
日々是好日。どんな本との出会いも素敵だ。
あちらこちらとつまみ食いの読書ですが、点が線に、線が面になっていくといいなと思っています。
「実感」を求めて読書しているように思います。
赤柴♀(もも)は3代目。
この夏、有精卵からヒヨコ4羽を孵化させました。そろそろ大雛かな。♂x2、♀x2。ニワトリは割と人に懐くものらしいですが、今のところ、懐く気配はありませんw





「思い」は届くのか。
動物園というと何を思い浮かべるだろうか。 子供の頃の遠足だろうか。それとも家族で行った思い出だろう…




がん分子遺伝学の黎明期と、最初の標的薬誕生までの道のり
白血病というと、かつては不治の病の代名詞で、一昔前のテレビドラマでは薄幸のヒロインが罹る病気の代表で…

異形のもの、跋扈す。
日本に古来伝わる絵巻物を書籍形式で収録し、絵・原文に加えて、読みやすく説明文を付け、巻末に解説を付け…

虐げられし者、蜘蛛と化して世を騒がす
能楽鑑賞事始めシリーズ(?)、第2弾です(第1弾は、 こちら(「鉄輪」) )。 こちらも有名な…




「ひょっとして神ご自身がお忘れになったのではないか(中略)。われらの過去、遠くの出来事、今日のあれこれ-神ご自身が多くを忘れてしまったのではないか」
カズオ・イシグロ、 『わたしを離さないで』 以来、実に10年ぶりの長編小説である。 舞台は伝説のア…




妖しく哀しく美しく、水の中にたゆたう儚い紅
ブラック企業で神経をすり減らしながら働いている潤。 同棲していた恋人は、未来が見えない関係に見切り…



そして結局のところ、掴みきれぬまま。
*ふと思い出したので、シリーズ続けてアップしています。2010年9月記。 暗示と隠喩と例え…



思った以上にラジカルと思ったBook 1を読んだ後。
*ふと思い出したので、シリーズ続けてアップしています。2010年1月記。 BOOK 1がお…




ものすごく小説家らしさを感じるのに、小説を読むと掴みきれない、自分にとってはそんな人。
*他の方が村上春樹の別の本のレビューを書かれていたのを読んで、ちょっと思い出したので。以下、2009…





千二百年の歴史を抱える都市が育んできた、信仰と祈りの形
八百万の神というが、日本には古来、神を祀る場所として各地に数多くの神社がある。宗教団体として登録され…

それはどれほどの恨みなのか<副題:能楽鑑賞事始め。惨敗なるも再起を期す>
のっけから私事で恐縮ですが。 先日、いただきもののチケットがあり、能楽堂に能の鑑賞に行きました。テ…

戦いすんで 日が暮れて 我が帰る家は いずこにありや
1945年、第二次世界大戦が終わった。 戦争が終わったのは喜ばしいことだった。しかしながら、人々の…




「地続き」の貧困を考える
生活保護をめぐる問題や子供の貧困。ニュースは日々あれこれと耳にするけど、「貧困」って具体的にどういう…




外見は癒し系、その実とっても出来るヤツ。その名はヒョウタン。
ヒョウタンと言われるとまずは、中央がくびれたユーモラスな形を思い出すだろう。だが、このヒョウタン、見…



ちょっと不思議でちょっと怖い、現代の「遠野物語」
著者はフリーランスカメラマン。礼文島から西表島まで、全国を股に掛け、主にマタギなどの狩猟を取材する。…




シャーロットが紡ぐ、友情と生命をつなぐ糸。
有名でありながら大人になるまで読んだことがなかった本。 子どものブッククラブで送られてきて、夜な夜…



鏡よ鏡、鏡さん。左と右が反対に見えるのはなぁぜ?
誰しも一度は疑問に思ったことがあるのではないだろうか? 鏡を見ると右と左は反対に見えるのに、上と下…




何はともあれ楽しい我が家
軽さ・気楽さを楽しむにはもってこいの本。クスリと笑うひとときが必要な時にはちょうどよい。 どこ…



作者が若冲の絵の中に見ているもの
伊藤若冲は江戸中期、京都で活躍した異色の絵師である。細密な描写、過剰なほどに溢れる色彩の絹絵、飄々と…

それは、コスモスとカオスの謎に挑んだ生涯だったのか・・・?
異才、アラン・チューリング評伝の下巻である( 上巻はこちら )。 コンピュータ科学や人工知能の…