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zoompack さん

本が好き! 1級
書評数:131 件
得票数:1186 票

還暦を過ぎたオヤジです。まだしばらく仕事は現役です。ガバナンスに絡んだ仕事をしています。駅伝と柔道が大好きで、映画と読書も楽しんでいます。読書は、塩野七生と司馬遼太郎の著作が特に好きです。本屋大賞や直木賞受賞作等もよく読みます。洋物ではリスベット・サランデルが主人公の「ミレニアムシリーズ」等が好みです。

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王の逃亡―小説フランス革命〈7〉

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王の逃亡―小説フランス革命〈7〉

歴史的に有名なフランス国王の逃走劇「ヴァレンヌ事件」をとりあげた巻でした。池田理代子の漫画「ベルサイユのばら」でもおなじみのスェーデンの貴公子フェルゼンも登場しています。イメージは異なりますが・・。

国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネットの逃亡劇の筋立てを描いたのはスェーデン貴族のフェルセン伯爵…

投票(8コメント(0)2018-09-27

シスマの危機 小説フランス革命6

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シスマの危機 小説フランス革命6

聖職者のあり方について賛否両論がかまびすしく対立する中、フランス革命の前半の大立役者で、革命のライオンと異名をとった巨星ミラボーが亡くなってしまいます。そして混乱にさらなる拍車がかかっていきます。

聖職者民事基本法をめぐり、賛成派と反対派が激しく対立し、フランスはシスマ(教会大分裂)の危機に直面し…

投票(10コメント(0)2018-09-11

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷

  

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷

イタリアの統一を、父である法王アレッサンドロ六世の威信とフランス王ルイ12世の軍事力を背景に夢見た野心家で、マキャベリの君主論のモデルになったチェーザレ(カエサル)・ボルジアの物語です。

チェーザレとは、ラテン語のカエサルのイタリア語です。 チェーザレ・ボルジアは、自らをそのユリウ…

投票(10コメント(0)2018-09-04

下町ロケット ゴースト

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下町ロケット ゴースト

これで1つの物語として読めるのですが、短編連作集の1つの短編のような感じなのです。 短編は短編として1つの物語を描くのですが、その中にもう1つ大きな時間軸の物語が形作られていくって感じがしました。

池井戸潤の村上春樹化が気になります。 これを読むと、次作(今秋刊行予定の「下町ロケット ヤタガ…

投票(4コメント(0)2018-08-17

聖者の戦い―小説フランス革命〈4〉

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聖者の戦い―小説フランス革命〈4〉

多くの若者が断頭台の露と消えたフランス革命を生き抜き、その後、第一帝政、復古王政、七月王政までの政治家で外交官になる若き日のタレーランが登場します。大物の片鱗が垣間見えます。

この小説フランス革命4巻から、いよいよ足が悪いタレイランが登場してきます。この人は聖職者代表の第一身…

投票(7コメント(0)2018-08-02

海の都の物語〈4〉―ヴェネツィア共和国の一千年

  

海の都の物語〈4〉―ヴェネツィア共和国の一千年

前半は交易国ヴェネツィアの通商を脅かすオスマントルコに対する外交、海軍などの政策について、後半は聖地エルサレムへの巡礼観光ツァーで大活躍のヴェネツィアの意外な顔が紹介されていました。

まことに結構な読物でした。 2部構成になっていました。 前半は、「宿敵オスマントルコ」 …

投票(8コメント(0)2018-07-30

バスティーユの陥落 小説フランス革命3

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バスティーユの陥落 小説フランス革命3

この三巻で、物語の語り部としてスポットライトを浴びたのは、恋人リュシュルの前でいい格好を決めたかった弁護士のデムーラン! 著者佐藤賢一が、デムーランに成りきってバスティーユ陥落の物語を推し進めます。

この小説は、もちろんフランス革命を描いたものですが、局面局面で、主役というか語り部が変わります。 …

投票(9コメント(0)2018-07-20
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