猫を処方いたします。4




時々、猫をマネしたくなる
本シリーズの第3巻だったろうか? いつもの「猫を処方」ではなく「猫を習う」というのがあった。猫の鳴き…

本が好き! 1級
書評数:668 件
得票数:9758 票
容姿が似ているため、ムーミンと呼ばれています。
いろいろと読みますが、海外文学と児童文学が好みでしょうか? マンガも読みますが、手塚治虫に偏っています。
もう半世紀以上生きていますので、それなりの感想を書いていきたいです。某サイトでは255文字しか書けないので、いっぱい書きたいときはこちらを大いに利用させていただきます。
高知県に在住。出身は広島県。男性。




時々、猫をマネしたくなる
本シリーズの第3巻だったろうか? いつもの「猫を処方」ではなく「猫を習う」というのがあった。猫の鳴き…




知ってるつもりの作品も、じっくり読むと・・・。
「100分間で楽しむ名作小説」という角川文庫のシリーズの一冊。 『蜘蛛の糸』(大正7年4月16日…



「ゴルフ場」は重要ではない・・・。
ポアロ・シリーズでいえば2作目。 南米の富豪ルノーが滞在中のフランスからポアロに手紙を送る。 …




アガサ・クリスティー作品もコミック化! かえって新鮮なオドロキをもって読むことができたのは、元の本を読んだのがずっと前だったから。
『そして誰もいなくなった』を日本語で読んだのはもう、かれこれ半世紀ほども前のことで、10人が次々に殺…




日本の歴史を日本の内部だけで語るのは片手落ち
著者は中国近代史及び近代アジア史をご専門とする碩学である。2024年の4月から放映された「3か月でマ…



クラシック音楽の「曲名」案件
クラシック音楽は、例えば「ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 作品67」のようにまぁ、身も蓋もなく…




以前、蒙を啓かれたことが何であったのかを思い出させてくれた。
亡くなられてもう17年が過ぎた。 以前は時どき思い出したように河合さんの本を取り出して読み、いつも…




神仏と和歌とに彩られた物語集
次の7つの物語が大岡信氏の訳によって収められている。 ・一寸法師 ・浦島太郎 ・鉢かづき ・…





人間の正邪はあざなえる繩のよう
この2月末頃に立東舎から『火の鳥 ミッシング・ピーシズ 《望郷編》』が刊行されるとのことだ。出版社の…




「龍」はどういう存在なのかを考えてみるのが楽しい物語
本作は2003年に日本で刊行され、10年後に文庫化されている。 その最初の刊行からあまり時間が経っ…




読む方にもそこそこの知識があるとより楽しい。
新装なった『T・Pぼん(タイムパトロール ぼん)』全5巻(小学館)を雑誌掲載の大きさであるB5にし、…





ほんとに、こまるんですよ。
筒井康隆氏が永井豪氏に絵を依頼し、出版された元の版は1971年発行だということだ。本書は復刻版。 …




他人の喜びを自分の喜びとする、代償を求めない純真無垢の愛
タイトルは、本書の訳者解説で遠藤みえ子氏が書かれている言葉を拝借した(p.320)。 シリーズ全4…




冒険+ロマンスの醍醐味
クリスティー氏が『スタイルズ荘の怪事件』の次に手掛けたのが本書であるが、前作が完全なるミステリー小説…




「冒けん」は「冒険」と表記されていない
柴田元幸氏による翻訳。なお、以降、ハックルベリー・フィンのことは “ハック”と記させていただく(短く…





もう一つのカラー版ブラック・ジャック
立東舎から『ブラック・ジャック ヒストリカル・カラー・ピーシズ』が出版され、初出時に4色や2色の鮮や…





カラーページでさらに印象深く
ブラックジャック全243話中24篇が四色あるいは二色の色刷りページが含まれたエピソードで、本書にはそ…




死んだらどうなるの? は誰にも分からない
三宅香帆氏の『ずっと幸せなら本なんて読まなかった 人生の悩み・苦しみに効く名作33』(幻冬舎新書)の…




やっぱりクリスティは、好き
ミステリーの女王と称えられるアガサクリスティーの第一作にして、名探偵ホームズに比肩するこれまた名探偵…




5年経ったら改訂版を出してね!
本書は2019年刊行の『副作用あります!? 人生おたすけ処方本』を新書化したものだ。同じ出版社だから…