暴虎の牙





凶暴な虎が極道に牙をむく。しかしその結末は? 少し切ない驚愕のラストが待っている。
待ちにまっていた『孤狼の血』シリーズ第3弾。若かりし日の大上が前半では登場し、ラスト近い後半では日岡…

本が好き! 1級
書評数:252 件
得票数:3468 票
文学・小説、歴史、などなど。スリルのあるハードボイルドやミステリー、ホラーを読んだあとは、心が和む時代小説や現代ものを読んだりと、自分なりの読書生活を楽しんでいます。マイペースな本好きです。





凶暴な虎が極道に牙をむく。しかしその結末は? 少し切ない驚愕のラストが待っている。
待ちにまっていた『孤狼の血』シリーズ第3弾。若かりし日の大上が前半では登場し、ラスト近い後半では日岡…




心の拠り所の上司を亡くし恋人と別れた新宿鮫。あれから9年め。新たな仲間と共に、再び新宿の守りにつく。
新宿鮫シリーズ第11弾。ずい分鮫島さんとご無沙汰してるなと思ったら、6年振りの新作だった。 前…




帝都の地下に住む人々の正体は? 鉄オタの区役所職員が謎を追う。
鉄道オタクの区役所職員小日向巧。彼が最も愛するものは、鉄道ではなく、廃線となって使用していない廃駅だ…




家一軒に纏わる過去の思い出と現代の憂鬱。「木の家」は主人公に何をもたらしたのだろうか。
タイトルの「ノースライト」は文字通り「北からの光」である。本作品の言葉で言うならば、「どこか遠慮がち…




裏稼業シリーズの第2弾という。手際のよい裏の仕事ぶりをもっと読みたいと欲が出る。
「替え玉屋 慎三」シリーズ第2弾。 江戸の深川で評判の髪結い床の主人慎三は、裏稼業で替え玉屋をしてい…




巡礼者というものを考えさせられる作品。プロローグの逸話が物語のコンセプトを語っている。
15歳の雛歩はわけあって親戚の家で生活していたが、そこで「人を殺す」ような体験をし、親戚の家を逃げ出…





少女と霊孤が織りなすファンタジー。不思議な運命の歯車は読者を美しい幻の物語へと誘い込む
人間と動物という組み合わせのファンタジー。 人の心の声が聞こえる能力を持つ12歳の小夜は、人里…




21世紀にまだ存在する「呪い」の儀式。表に出せないワケありな猟奇的殺人の謎が「呪い」の世界へ導く
第57回江戸川乱歩賞受賞作。 無残な姿で殺害された健一郎の孫である真由と文化人類学非常勤講師中澤が…





新しい聞き手になった富次郎。百物語の恐怖に戸惑いながらも、おちかの後をりっぱに務める富次郎に声援をおくりたい。
三島屋変調百物語ももう6弾になる。これまでは三島屋の主人伊兵衛の姪おちかが聞き手を務めていたが、前巻…




池袋の街の裏を取り締まるヒーローのシリーズ15弾。池袋を始め社会のめざましい変化に驚くとともに、大人になった誠がトラブル解決を試みる手際の良さにスカッとする
ロングシリーズものとしてすっかりおなじみになった池袋ウエストゲートバークシリーズ。早いもので15弾に…




患者に真正面から向き合う真摯な医者の物語第5弾。守るべき家族を持ち、ますます忙しくなった栗原先生の成長に驚く。
2009年に小学館文庫小説章を受章した『神様のカルテ』以来、『神様のカルテ2』『神様のカルテ3』『神…



短編ミステリの歴史の長さに驚く。古典ともいうべき名作の味わい方を教えてくれる一冊
本書は創元推理文庫が、以前のアンソロジーを改訂・補綴して装いも新たに生み出した新シリーズだ。元のアン…




美術収集にかける男の執念が、後世に残る偉大な遺跡を残す。
タイトルの「タブロー」って何だろう? この本への興味はこんなところからだった。 読んでいくうちに「…




映画作りのために事件の真相を追う監督と脚本家。自分たちが表現したいものを作品にする難しさがよくわかる。
久しぶりの湊さんのミステリー小説である。 幼い頃ベランダに締め出されるというお仕置きを受けてい…




心温まる話が満載。木枯らしふく季節におすすめの一冊である。読書はホットココアと共に・・・。
あったかい題名に惹かれて読んだ連作短編小説。内容は文字通り、心温まるものだった。 こじんまりと…




八ヶ岳山麓の職人彫刻家・高山正道。熱心に作る彼の作品には魂がこもる!
物語は、勝気な姉・薫によって両親の墓石の前で謝罪を要求される主人公・高山正道の情けない姿から始まる。…




1人のドイツ人少女が終戦後のドイツを生き抜くさま。無力ながらも必死に生きる強さが伝わってくる。
1945年という年は第二次世界大戦終了の年。日本のことしか頭になかったが、この本の舞台であるドイツも…




古屋にやどる哀しき怪異。ミステリーの謎を解くような尾端の優しさが光る。
古い家や建物の修理屋でもある営繕屋・尾端。 不思議な怪奇現状に悩む人々が縁があって、尾端に現状を相…




紫湛荘は屍人荘? 意味深なタイトルが、作品の全貌を語る
第27回鮎川哲也賞受賞作。 神紅大学1年生の葉村譲は、ミステリ愛好会会長明智恭介に勧誘され、ミステ…




「明治維新で日本人が失ったもの」がこれからの歴史を動かす鍵となる
主人公の話とその実父が体験する明治維新の話とが交互に描かれている。 主人公朝河寛一は、アメリカ…