スポットライトをぼくらに



スノーフレーク、言葉がいい。雑多卑俗なエネルギーは少年期の心と確かに共感していたな、と。
軽い児童小説っぽいもの読みたいな、と思ってチョイス。あさのあつこ氏は、アダルトな時代もの「弥勒シリー…

本が好き! 1級
書評数:1374 件
得票数:25245 票
読む本の傾向は、女子系だと言われたことがあります。シャーロッキアン、アヤツジスト、北村カオリスタ。シェイクスピア、川端康成、宮沢賢治に最近ちょっと泉鏡花。アート、クラシック、ミステリ、宇宙もの、神代・飛鳥奈良万葉・平安ときて源氏物語、スポーツもの、ちょいホラーを読みます。海外の名作をもう少し読むこと。いまの密かな目標です。



スノーフレーク、言葉がいい。雑多卑俗なエネルギーは少年期の心と確かに共感していたな、と。
軽い児童小説っぽいもの読みたいな、と思ってチョイス。あさのあつこ氏は、アダルトな時代もの「弥勒シリー…




探偵小説かも知れないがミステリではない。メグレが不機嫌になると「キター」となる。不思議に好きだなあ、メグレもの。
コナン・ドイルの後、アガサ・クリスティーらミステリ黄金期から現代まで連綿と続く、いや、さらに現代的な…




読みたくなるタイトル。シンプルさがまた良し。過去の自分に出逢えます。
こちらの書評で見かけてモーレツに読みたくなり、図書館で借りてきた。解説が付いているものと思ったが、大…




時代もの最近のお気に入り。ミステリとしての評価も高い作品。
青山文平の江戸もの。直木賞を受賞した「妻をめとらば」と松本清張賞の「白樫の樹の下で」を読んで、気に入…



芭蕉が焦がれた和歌のスーパースター、西行の旅を追う。虚実混在のその人生。
芭蕉が焦がれた西行、その足跡を辿る。和歌のスーパースター、虚実ないまぜの掴みにくい人物像。 松…



スカッとする未亡人探偵。キッパリしてて、かわいらしくて、強くて、嵌められやすい?
こちらでの書評で読みたくなり、手に取りました。とてもテンポが良く、サクサク読める。その要因の一つは主…



コメディ風社会派SFの金字塔か。ヒトラーをディスったチャペック。
「ロボット」という言葉を作り、戯曲を書いたチャペック。今回もまた名著と名高い、アイロニーにあふれる作…



京都の小説。良い気分の話ではないが、ミョーに夢中にさせる。そしてめっちゃ匂った。
原田マハといえば美術もの。今回は京都。そして架空の画家と作品といった設定。金持ちとわがままさんが多く…




聖徳太子の少年期から薨去まで。はじめてじっくり読んだ。
聖徳太子といえばやっぱり一万円札。そして歴史の授業で冠位十二階、十七条の憲法を定めたこと、隋の煬帝の…



ふむ、ミステリー史は何度読んでも興味深い。また読みたいのが増えた。
シャーロック・ホームズとワトスンの、常識的紳士2人のコンビを軸に、次々と生まれてきたミステリ作家やそ…



アダルトな上手さ。舞台劇のようにも思える仕掛け。
吉川英治文学新人賞受賞作品。同級生の本友が著者の作品を読んでたので手に取ってみた。同氏は2019年上…



スカッとする冒険。憧れと喪失感。
誰もが知る冒険家で、子供のころ新聞にもよく記事が出ていた。特集で取り上げられていた「思い切り故郷の言…




心から楽しんだ。珠玉の飛鳥譚。
飛鳥譚、は一部近江わずかに難波、ほんのちょっと吉野です。久しぶりに終わってほしくないなと思いつつ読了…



クリムトに、感じ入る。
モナ・リザ、つまりレオナルド・ダヴィンチ、ウォーホル、モネ、マネ、ドラクロア、レンブラント、スーラ、…



いきなりつかみにくる。上手いなあ、と。
さまざまな要素が、感性をチクチクさせてくる。暗示が至る所にあって、絵の具が混ざり合ったような、複雑な…




2020年ラノベ始め。良き作品に泣き、入る。
春高バレーのさなか、「ハイキュー!」の最新巻を読んでホロリ。1年生の主人公、背は低いけれど高く跳べる…



ボロボロの、想像を超える緊迫感。心は動いた。最後まで謎を残す凝った設定。
評判の良い長編。直木賞候補作である。前作「戦場のコックたち」も直木賞候補作で、二次大戦のアメリカ軍兵…




M-1グランプリを見ていると、勝負を、芸を語りたくなる。
M-1グランプリを論理的に分析した本。かつて関東からナイツとして出場し決勝進出、現在は審査員…



複雑に、感情が入り乱れる。あくまで静かに。 「魔界」の入り口的作品。
川端康成の作品というのは、断片的で直截でない台詞やシチュエーションから運命の成り行きや大きな感情のう…





今年も乗ります!私的ランキングーー! みなさまお世話になりました。よいお年をー。
【私的読書ランキング2019!】 今年もやってきました年末恒例。今年は文豪ものや古典も多いので…