大奥の権力者 松島
レビュアー:poppen




大奥から幕府を支えた権力者・松島の実像を浮かび上がらせる一冊
2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう』では、冨永愛さん演じる江戸城大奥の権力者、高岳の幕府の裏の権…
レビュアー:poppen




大奥から幕府を支えた権力者・松島の実像を浮かび上がらせる一冊
2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう』では、冨永愛さん演じる江戸城大奥の権力者、高岳の幕府の裏の権…
レビュアー:Roko




テナント退去の話があって
夫を失くしてから明るくふるまってはいるけれど、やっぱり寂しい気持ちになってしまうことがある江子さん(…
レビュアー:ぱせり

モナ・リザを修復するって!?
モナ・リザこと《ラ・ジョコンド》は、時の経過によって変色をおこしている。酸化して黄ばんだニスがコント…
レビュアー:rodolfo1




名物馬主山王はふとした事から栗栖を会社に迎え、決して自分を裏切るなと命じて新マネージャーとした。栗栖は広中や加奈子、佐木や翔平と競馬を戦うが、山王は病に倒れる。彼の隠し子耕一は山王の馬を受け継ぎ。。。
『第一部 希望』 【一月】ぱっとしない人生を送っていた栗栖栄治は、初詣で凶のおみくじを引き、待…
レビュアー:みんな本や雑誌が大好き!?




橋本健二氏の『新しい階級社会』を読む前に、岸本重陳氏の『中流の幻想』とミロバン・ジラスの『新しい階級』を読みましょう。そして考えましょう。議論すべきは『格差社会の幻想』のほうではないかと?
橋本健二氏の『新しい階級社会 最新データが明かす<格差拡大の果て>』 (講談社現代新書)を読みました…
レビュアー:独醒書屋



大人気の万博マスコット、ミャクミャクの絵本。
大阪・関西万博が終わってしまいましたね。 当初は「つまらない」とかさんざん叩かれていた万博ですが…
レビュアー:爽風上々



元寇として知られる蒙古襲来、やはり日本側の視点からだけでは分からないものがあるようです。
元寇として知られる蒙古襲来ですが、日本側からの視点だけでは見落としや間違いもありそうです。 本書冒…
レビュアー:武藤吐夢




安倍元総理がモデルなのだと思う。リスペクトが強すぎる。総理の死で影武者になった男が代わりに難問に立ち向かうという形式、インバウンドを使った景気対策、大災害、感染病、東京オリンピック。台湾有事。
モデルは安倍元総理だと思われる。いささかリスペクトがすぎるとも思わなくもないが、安倍氏が戦後の総理と…
レビュアー:ef



ジュースキントはこんな作品も書いていたのか~
パトリック・ジュースキントと言えば 『香水』 。読んだのは随分前ですが、大変好きな作品であり、ジュ…
レビュアー:はなとゆめ+猫の本棚



戦火を潜り抜けて、家族が娘と父親2人だけになった。その父親は私にとって何なんだろう。
家族特にスーさんの父親との係わりについて書いたエッセイ。 20年前母親が逝き、今はもうすぐ…
レビュアー:hacker



「わたしは昔から、何かをしろといわれるのがきらいだった。こいつは、この商売では気質上の欠陥ということになる」 主人公の私立探偵アルバート・サムソンの述懐ですが、その通りですね。
アメリカ生まれで、インディアナポリスで育ち、その最も有名な私立探偵アルバート・サムソン・シリーズもイ…
レビュアー:赤井苫人




邪魔なヤツらは皆殺し、底抜け就活ノワール
♣️驚いた。ウェストレイクの『斧』が韓国で映画化されたようだ。監督は『オールド・ボーイ』のパク・チャ…
レビュアー:マーブル

まず犯行がなされ、そのあと解決へ向かっていく手法は、昔よく見たドラマ『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』でお馴染みのもの。それらとの類似点、相違点を考えながらの読書となった。
本作品は冒頭で殺人の場面があり、その後過去に戻って、そこに至る経過を描いている。犯人の人柄、犯行を…
レビュアー:p-mama



法律って意外に親切では無いのよね。それに時代とのズレも感じるなぁ。
Roko さん、日月さんの書評がとてもおもしろくて、思わず電子本ポチッとしてしまいました。 で…
レビュアー:p-mama



治療をしないという選択
著者の夫君:叶井俊太郎氏は膵臓がんの宣告を受ける。そして彼は治療を受けないという選択をした。 …
レビュアー:そうきゅうどう




自死した中学生が残した、自分が受けた凄惨ないじめについて書かれた遺書。だが、1人のルポライターがそれに違和感を感じ、事件の取材を始める。彼が30年に及ぶ取材の果てに見たものとは?
ルポライター、小林篤によって書かれた本書『see you again』については、カバー袖にある紹介…
レビュアー:篠田くらげ

まず、石破茂とは……なにか
石破茂氏が総理を辞任するそうである。与党を支持していない人からこれほど「辞めるな」と言われた総理大臣…
レビュアー:かもめ通信

ちょっぴりさびしい気分のときや、自分で自分を抱きしめてあげたくなるような夜にお薦めの1冊。
そういえば、子どもの頃、「海」は夏休みの家族旅行とほぼ同意語だったっけ。 海が青いばかりでないこと…
レビュアー:辺利未来




弟の死亡を知らせる連絡を受けた中年の保安官の孤独さが、丁寧に書かれている。弟と袂を分かった中年の男が、電話を淡々と受ける彼の心の内側を静かに描写したシーンに説得力があり、一気にページをめくっていった。
静かに幕を開けたこの小説は純文学のような筆致とミステリに必要な謎や仕掛けがうまく調和している。冒頭の…
レビュアー:有沢翔治

人間を追放し「動物農場」を築いた動物たち。平等な理想を掲げるが、指導者が独裁者と化し、結局は人間と変わらぬ支配を始める、共産主義への風刺劇。